名駅歯科クリニック矯正歯科BLOG

2022.05.30更新

小児矯正の良いところを知ろう

 

成人になってから矯正の時間を取らなくて済む
幼い頃から矯正を早期に始めれば、成人になってから矯正に時間を作ることがありません。
成人になってからの矯正は、幼い頃の矯正に比べて歯が大きく動きにくく時間を必要とします。

幼い頃の矯正は、乳歯から永久歯に変化するタイミングで矯正する場合があり、歯茎が基本的に柔らかいため歯を移動しやすく、円滑に矯正を行うことが出来ます。

 

子供の画像

 

虫歯確認の機会が増える
小児歯科に定期的に行くことで、虫歯のチェックやブラッシングを併せてすることが可能です。
出っ歯や噛み合わせの矯正とは別に、幼い子供の歯の健康の維持には、定期的な検診が必須です。

虫歯を早期発見することで治療負担が少なく、一生涯使える綺麗な歯を維持するための土台を形成することができます。
また、子どものうちに歯科医院に触れる機会ができれば、歯科医院に対しての恐怖心が生まれないことに繋がります。

 

多くの歯を維持することが出来る
幼少期のうちに矯正をすることで、歯を抜かずに問題を解決出来ることが多々あります。
元々前歯が前に突出している場合は、上のアゴのサイズが大きい場合と、下のアゴのサイズが小さい場合があります。

もし、下のアゴのサイズが小さければ、プレート矯正で顎を拡張し、歯並びを正しくすることが出来ます。
プレート矯正では歯を抜かないので、子どもの身体的な負荷を抑えることができます。
プレート矯正は、乳歯の期間の子どもに有効な手法です。

上のアゴのサイズが大きい時は、ブラケット矯正やマウスピース矯正、リンガルブラケット矯正などの複数の治療法の中から、子どもの口内環境によって選択します。
前歯を揃えるスペースが不足している時は、歯を抜くことを考える必要もあります。

 

悪習慣を改善してアゴを発達させよう

 

例えば、出っ歯の一つの要因に、遺伝が関係しています。

一方で、子どもが成長していく過程で、後天的な要素によって出っ歯になるケースもあります。

3歳くらいまでの指しゃぶりは基本的に気にする必要はありませんが、5歳を経過しても指しゃぶりを継続すると、出っ歯に繋がる可能性があります。
そして、幼少の頃に口呼吸をする癖を持っていると、上顎の成長に悪影響を及ぼし、前歯が突出することになるケースがあります。

良くない習慣を改善、早期に矯正治療を受診すれば、正常なアゴの発育を促進することができます。

  

小児矯正の注意点について知ろう

 

①矯正期間が長期化するケース
小児矯正は、アゴの成長が完了する中学3年生くらいまで、経過観察を推奨する時があります。
その為、子どもの出っ歯を改善する為に歯科医院に行っても、すぐに治療がスタートしない場合があるのです。

子どものアゴや歯は成長途中のため、経過観察しっかりすることで、よりお子さまに適した治療法が発見できる場合があります。

 

②子供の生活習慣に影響がある

矯正装置を取り付けてからは、口内に違和感を感じるのが通常です。
寝る前に取り付ける矯正装置は、慣れるまでは寝ているうちに器具が外れてしまう時があります。

 

③本人の努力が矯正を左右する場合も
矯正治療は器具によって歯を移動させるため、痛みを生じやすい時があります。
痛いという理由から、途中で治療を止めてしまうと、矯正を始める以前よりも歯並びが悪化する時もあります。

大人の場合は、痛みを感じても理想の歯並びに近づいていると納得できますが、子どもは頭でわかっていても感情がついていかないケースがあります。
矯正を始める前に子どもとよく相談をして、理解をしてもらうことが重要です。

お子さまの矯正する高い気持ちを継続するためにも、親御さんとのコミニュケーションは大変重要です。

 

④虫歯のリスクが発生する場合も
矯正の手法によっては、構造が複雑な装置を口内に取り付けます。
矯正器具が口内にあることでブラッシングが綺麗に出来ない場合が発生します。
その習慣が身についてしまうと、隅々まで食べ残しが取り除けない為、虫歯が発生しやすくなります。

 

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科

2022.05.20更新

整っている噛み合わせを目指そう

 

笑っている男性

 

①日頃の癖を減らそう
舌の位置が悪かったり、爪を噛む、頬づえをつくなどの悪習慣があれば、それが歯並びの悪化に直結します。日常の悪い習慣は、少しずつ改善できるように意識しましょう。その積み重ねが、整っている歯並びに繋がります。

 

②咀嚼する時に意識しよう
食べ物を噛むときや、重い荷物を持つときは、左右のバランスを整えるようにしましょう。歯を片方ばかりで噛み続けたり、片方ばかりで荷物を持ったりすると、それが身体のバランスの歪みに関係します。偏った負担がアゴの骨、関節に悪影響を与えるので、左と右の差に気をつけて生活を送りましょう。

 

③肩の位置を気にしよう
直立した時に、左右の肩の高さが床と平行になっているか確認しましょう。片方に傾いている場合は、噛み合わせに悪い影響が出ている可能性があります。

 

④肩甲骨や骨盤は歪んでいませんか
肩甲骨が片方にズレていたり、骨盤が片方に偏っていたりしないかを確認してみましょう。自分で確認することは困難ですので、誰かにチェックもらいましょう。
直立した時に身体を後ろから確認してもらったときに、左と右どちらかに偏っているなどの症状があれば、噛み合わせにも悪影響が出るかもしれません。

 

⑤口元の筋肉をほぐそう

筋肉が日頃から緊張している箇所は、ストレッチやマッサージでほぐしましょう。筋肉のバランスが偏らない様に気をつけながら、耳の下などのアゴ周辺、そしてそこから繋がっている肩や上背を柔らかくします。

 

⑥噛み合わせの矯正を検討しよう
噛み合わせの悪影響を身体全体に広めないためには、噛み合わせを正しくすることが重要です。歯並びは自分一人で改善できるものではありませんので、現状噛み合わせや歯並びが悪化している場合は、歯科医院による歯列矯正などで噛み合わせを整えていきましょう。 

 

噛み合わせが悪化する要因を知ろう

 

①日頃の食事を整えよう
柔らかい料理ばかり食べていると、アゴの骨格が徐々に弱くなってしまい、噛み合わせが悪化してしまいます。以前はお煎餅や豆、魚の骨など、噛む際に力が必要な食べ物を沢山食べていた日本の食文化でしたが、食事の内容が欧米に近づき、柔らかい食べ物が大変増えました。
幼い頃からの食生活であまりに固くないものばかり食事していると、口元の骨格や筋肉に刺激が入らずに、噛み合わせが悪化します。

 

②日頃の姿勢が悪い場合
姿勢が良くないままで生活を送ると、それが身体の歪みに直結します。アゴの骨格や筋肉にも悪影響を及ぼして、噛み合わせが不正になることが予想されます。

 

③同じ動座を繰り返しているとき
同じルーティンの機械的な作業をする場合など、繰り返し同様の動きを続けていると身体のバランスが悪くなります。左と右のどちらかの身体の1箇所のみを使い続けたり、筋肉に負担が加わったりすれば、それが要因で噛み合わせに悪影響を与える場合があります。

 

④歯がない状態が続いている
歯が何かしらの要因で抜けてしまったのを放置していると、歯並びが悪化したり、上下のアゴの噛み合わせのバランスが悪くなります。
上と下の歯がしっかりと噛みあうことで噛み合わせは保たれますが、下の歯が抜けた場合には、上の歯に対応する歯を失うことになり、周囲の歯への力の加わり方が変わってしまいます。

自分では大きな問題だと感じていなくても、後から大きな影響が発生することがあるので気をつけましょう。

 

⑤先天的による要因
例えば、遺伝によって噛み合わせが悪化しやすい方がいらっしゃいます。アゴの関節の状態や歯並びが不正の場合、その状況には個人差もございます。そして、アゴが突出しているなどの特徴が遺伝するケースもあり、生まれながらに噛み合わせが悪化しやすい傾向の方も沢山いらっしゃいます。

 

⑥虫歯による噛み合わせの悪化
虫歯菌は酸を発生させ歯を溶解させます。虫歯があるのをそのままに放置していると、歯が酸によって溶解してしまい、歯の原型が維持できないことにつながります。歯の形が変わってしまえば、それが噛み合わせにも悪影響を与えると言えます。

 

⑦歯周病が要因の場合
歯周病が発症すると、歯の根元が安定しなくなりぐらついてしまいます。それが要因で、噛み合わせや歯並びが変形することがあります。歯の根元が下がるのは、歯周病の症状の他に、老化現象のひとつと言えます。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科

2022.05.10更新

まずは上下顎前突について知ろう

上下顎前突とは、口元が前方に突出している状態を言います。
上下顎前突の状態が出っ歯に類似していることから、出っ歯の原因として診断されるケースもあります。
前歯が前方に出ているかを判断するには、横顔を撮影すると確認しやすいです。

 

顔に手を押さえている画像

 

上下顎前突の注意点を把握しよう

 

コンプレックスに繋がる場合も
上下顎前突を改善しないまま放置する注意点として、外見の悩みも発生します。
口元が前方に出ていることは見た目の印象に大きく影響しており、コンプレックスを抱えてメンタルにダメージを負う方もいます。

また、上下顎前突により口がしっかりと閉じないことは虫歯や歯周病の原因になるので、それらの治療した際の跡がコンプレックスに感じることもあるでしょう。

 

口の乾きがドライマウスになることも
口が前方に出ていることは唇が閉じにくい原因になります。それが原因で口内の唾液が乾燥しやすくなります。唾液が乾燥する状態が継続すると、ドライマウスの症状が現れます。
また、口呼吸の人は口内が乾燥しやすく、口臭の要因になる細菌が唾液によって除去できなくなります。また、口が開いたままの状態はウイルスや細菌が口内に入りやすいので、感染症に繋がります。上下顎前突の方も同様の悩みを持つ傾向にあります。

 

虫歯の可能性が高まります
口内が開きがちになれば口の中に唾液が溜まりにくくなり、虫歯のリスクが上昇すると考えられます。
日常の中で、唾液は虫歯菌の出す酸を中和して、虫歯を予防する機能があります。
ただし、唾液が減ってしまうと酸はスムーズに中和されません。それが続くと酸は歯を溶かし、虫歯を発生させます。

虫歯治療を何度も繰り返しても、上下顎前突を完治しなければ口内が乾燥しやすく、虫歯や歯周病のリスクが発生します。

上下顎前突をそのまま放置すると、以上のリスクが解決しないままになります。

 

上下顎前突はどのように治療するの?

 

①ワイヤーブラケットによる治療

ワイヤーブラケットなどの歯列矯正器具を使用して、歯列矯正を行う手法もあります。
ブラケットとは歯に取り付けワイヤーを通す器具を指し、ブラケットとワイヤーで歯並びを整えることが通常の治療内容です。

この治療は、前歯を引っ込めることが可能な空間がアゴにないと、施術することができません。

歯が引っ込むだけの空間がなければ、どれだけワイヤーをしようして内側に引っ張っても、口元の突出は改善しません。
ワイヤーブラケットの歯列矯正は、歯が移動する空間を確保するために歯を抜くことは少なくありません。

そして、矯正自体は成長過程のお子さまなのか、成人なのかによっても手法が異なります。

 

②インプラント矯正による治療
親知らずだけ抜いてアゴに空間を作り歯列矯正する手法や、ねじ状のインプラントアンカーを歯茎に埋入し、そこを支点として前歯を引き寄せて移動させるインプラント矯正を使用するケースもあります。

 

③マウスピースによる治療
マウスピース矯正が可能かどうかは、歯並びの具合といった歯列の状況に左右されるので、まずは歯科医院に相談しましょう。
自分に適した歯列矯正を探して、納得のいく手法で治療を実施しましょう。

 

④ヘッドギアによる治療
歯の状態によっては、取り外しが出来るヘッドギアを使う場合があります。
ヘッドギアとはフェイスボーを歯に取り付け、ヘッドキャップを装着することによって引き寄せる治療です。

 

⑤抜歯によって歯列を整える
口元を内側に引き寄せる必要があるため、通常は前歯の奥にある小臼歯を抜いて歯列に空間を作ります。
そして、矯正治療によって前歯を後方へ動かします。

歯を抜くのではなく歯間をわずかに削り、空間を生み、歯を動かすことで対処することもあります。
症状によってはアゴの骨の一部を取り除き、削った分の空間だけ歯を後ろに動かす外科的手術が必要なケースもあります。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科

2022.04.30更新

口元がふっくらしている顔について

 

アデノイド肥大が発症している可能性も!
口元がふっくらしている方は、アデノイド肥大を発症している可能性がございます。この症状によって顔が変化を起こすことを、通常はアデノイド顔貌と呼ぶ時もあります。
喉の周辺に存在しているアデノイドという部位が大きくなることで顔が全体的に歪んでしまう症状です。具体的に言うとアデノイドとは、鼻から喉にかけてのリンパ組織を言います。扁桃腺とは異なった部位ですのでご注意ください。アデノイドが大きくなってしまう原因は、ウイルスや細菌から身体を守る部位で、扁桃腺と同様に免疫機能が機能している状態と言えます。

 

口元痛い画像

 

アデノイド顔貌の方の特徴6選

 

①口呼吸が習慣になっている方

口呼吸ばかりで、鼻呼吸が上手に出来ていない方が大半です。口呼吸の場合、口内に侵入するウイルスや細菌の数が増加し、アデノイド肥大の原因に繋がっているとも考えられています。

 

②アゴが小さい方
アデノイド顔貌の人は、アゴのように見えないほどアゴが小さいのが特徴です。元々アジア人の骨格はアゴが小さい部類である為、多少他の方と比べてアゴが小さくても、絶対にアデノイド肥大があるとは言えません。

 

③口元の筋肉が緩んでいる方

アデノイド肥大が発症している方は、口元や頬の筋肉が緩くなっている場合が多いです。普段から口が開いてしまっている状態が続いている方も注意しましょう。

 

④歯列が整っていない方
アデノイド顔貌の方は、アゴが小さい場合が多くそれにより歯列が乱れてしまっています。それに加え、下顎が小さすぎることで噛み合わせが良くない方が多いと言われています。理由は、アゴが小さいためすべての歯が綺麗に並ぶ間隔がなく、歯が重なって生えてしまうケースなど歯並びが悪化する場合が多いからです。

 

⑤下の唇が分厚い方

アデノイド顔貌の方はアゴが小さい傾向がある為、下唇が下に伸ばされたようになる方もいらっしゃいます。それにより、下唇が分厚く見えてしまっている可能性があります。人によっては、下唇がめくれているような見た目になる方も少なくないでしょう。

 

⑥アゴ全体の幅が狭い方

アデノイド顔貌の方は下顎以外にも、上顎の横幅が狭くなっている特徴があります。下顎が小さい方に加えて、全体的に顎が小さい場合も注意しましょう。

 

アデノイド肥大を改善するために

 

①歯列矯正による改善

口元がふっくらしているアデノイド肥大は、歯列矯正を施すことで改善できるケースがございます。口呼吸になってしまう要因が出っ歯など歯並びの悪さにある時は、矯正を通して歯並びを整え、普段の口呼吸から鼻呼吸へと切り替えていきます。特に、出っ歯などがはっきり表れている方は、歯列矯正によっての歯並びの改善が出来ます。
歯列矯正は長期間をかけて改善をするものなので、時間や費用は必要になりますが、噛み合わせに問題が発生しやすいアデノイド顔貌の方には、外見も噛み合わせも一緒に治療することが可能です。患者さまによっては、歯列矯正のみでは完全な治療が出来ない場合もあります。このような方は外科手術を施して改善すれば、噛み合わせや外見の問題は克服できるでしょう。

 

②呼吸法を変えて改善

アデノイド肥大が要因で他の様々なトラブルを引き起こさないように、今日から少しずつ口呼吸を鼻呼吸に切り替えていきましょう。口呼吸をすると、口元の筋肉が緩む要因になる為、それが悪影響を及ぼして不正咬合など繋がるケースが考えられます。まずは日常生活で口呼吸から鼻呼吸へと切り替え、口元のトラブルを出来る限り防止しましょう。ドラッグストアなどで、鼻呼吸がしやすいマスクや、口呼吸を塞ぐためのテープが購入できます。

 

③咽頭扁桃を治療して改善
抗生物質や消炎剤を駆使したり、切除の手術を行えば、アデノイド肥大を抑えることができます。咽頭扁桃の肥大と、アデノイド顔貌が関係していることが分かるでしょう。ちなみに、この手術は歯医者さんでは非対応のため、耳鼻咽喉科などの別の専門の先生に診断や治療を相談しましょう。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科

2022.04.20更新

矯正器具に装着するカラーゴムとは

 

一般的に普及している矯正にワイヤー矯正が挙げられます。ワイヤー矯正をする場合は、歯の表面にワイヤーを装着するための金属には外から目立たない色のモジュールと呼ばれる輪ゴムを使用しています。
今回の記事では、モジュールを色とりどりでお洒落なカラーゴムへ変更する方法についてご紹介します。色は豊富に用意されており、例えばパステルカラーからビビッドカラーまでございます。ただし、歯科医院によって取り扱っている色の種類は違いますので色にこだわりがある方は事前に確認すると良いでしょう。
正しい呼び方はカラーゴムではなくカラーモジュールです。多くの方から「カラーゴム」と呼ばれている大変人気の矯正グッズです。カラーゴムを楽しんでいる方の中には、その日の天気や参加するイベントに合った色を選択して、個性的な口元を演出できます。

カラーゴム
 

カラーゴムは良いこといっぱい!

 

①相手に印象を残すことが出来る
一般的なデザインの矯正より鮮やかな矯正をしていると色々な方に顔を覚えてもらえる可能性が高まります。珍しい色の矯正装置が話題のネタに繋がり話が弾むかもしれません。
例えば、SNSでも鮮やかな矯正装置を個性として扱うことが増えているようです。鮮やかな矯正装置が会話の中で見えることで相手の印象に残りやすい個性が生まれるでしょう。

 

②汚れを隠すことが出来る
通常のモジュールのケースでは、透明や白の色を使用します。しかし、スパゲッティやコーヒーなど着色しやすいものを食べたり飲んだりするとゴムに色が移る場合があります。それは、ゴムの素材の特性上濃い色を着色しやすいからです。もちろん、歯科医院によってはゴムの色が気になったときに新しいゴムへ取り替えてくれるところもあります。
それに比べ、最初からカラーゴムであれば着色によって目立つことが無いので、交換する時間がない忙しい方に推奨しています。淡いパステルカラーよりも濃いビビッドカラーを選択することで、より汚れを隠しやすいでしょう。

 

③ファッションの一部にできる

カラーゴムを矯正器具に取り付けることで、自分のネイルやヘアスタイルと同様におしゃれを満喫する方が増加しています。
例えば、髪の色を明るくしたらカラーゴムを変える、服のコーディネートにあわせてカラーゴムを変えることが可能です。もし取り付けて色が合わなかったとしても、次回取り替える際にに違う色のモジュールへ変更すれば大丈夫です。

 

カラーゴムはどこで取り付けることが可能なのか

 

①ネット経由で購入・装着は難しい
ネットを経由してカラーゴムを買うことが可能です。ただし、自らでカラーゴムを取り付けるのは困難です。専門的な知識を有していないのに、現在取り付けているモジュールを自ら外してカラーモジュールに変更することは推奨致しません。
強引に取り替えを行うと歯にダメージを与えてしまう場合がございます。専門的な知識がなければ歯科医院で丁寧に取り替えることを推奨しています。
普段利用している歯科医院でカラーゴムの取り扱いが無ければ一度相談して装着することが可能か確認しましょう。

 

②歯科医院で正確に取り付けてもらおう
カラーゴムを装着するタイミングは、歯科医院で矯正装置を取り付ける時や位置を調整する際です。しかし、歯科医院によってはカラーゴムをそもそも扱っていないケースもある為、事前に確認をすると良いでしょう。
カラーゴムのバリエーションについても、歯科医院で多く取り扱っています。多くのカラーが選択できる歯科医院であれば何度も色合いを楽しめるでしょう。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科

2022.04.10更新

どんなきっかけで矯正を考えるのだろう

 

矯正を考えたきっかけとして、「歯並びが不正で、常時口が開いている状態のため」「接客業を通じて人に口元を見られる機会が増えた」「身内から歯並びについて指摘があった」
などの理由が挙げられています。他にも、結婚式や就活に合わせて矯正を始められる方もいらっしゃいます。

歯並びの悪さは外見と関係している為、コンプレックスに感じている方も多いです。会話をする際に口元に視線を感じる。笑顔を作れないなどの悩みを持たれる方もいらっしゃいます。

 

歯列矯正

 

歯並びを改善して身体を健康的にしよう

 

歯列矯正を通じて歯並びを改善することで、身体の機能を高めることに繋がります。

 

①沢山咀嚼することが出来る

噛み合わせ正しくなることで、食事をする時に多く噛むことが出来るようになります。これにより胃への負担が軽減され、食べ物の消化が楽になります。

 

②肩こりなどの不調を改善できる

アゴの痛みや慢性的な肩こり・目の疲労は、噛み合わせの不正が要因の可能性がありますあ。アゴの痛みが続くと顎関節症のリスクが高まります。
身体の不調の原因が噛み合わせとは限りませんが、歯列矯正により、このような身体の不調が改善する場合があります。

 

③口内環境が整う

歯並びが悪化すると歯みがきが隅々まで届かなくなります。それにより、歯周病や虫歯に繋がりやすくなります。歯並びを改善することで磨き残しが無い歯みがきに繋がり、歯周病などの症状を抑えることが出来ます。

 

自分に適した矯正方法を選ぼう

 

矯正に躊躇してしまう理由として、会話中などに矯正器具が見えるのが気になる、食事や歯みがきで食べ残しや磨き残しが起きるなどがございます。これらをイメージした方は、矯正の為には必ず歯に装置を取り付けなければいけないと思い込んでいる方もみえます。特に矯正中の外見が気にならない方は、今までのようにブラケットを使用した金属の矯正器具を使用するケースもありますが現在は下記のような様々な矯正器具を選べるので参考にしてみて下さい。

 

①マウスピースによる矯正

一般的な矯正は一日中、矯正器具を歯に取り付けます。ただしこの状態では食事や歯みがきがスムーズに行えません。また、器具を取り外して参加したい場面の時は不便ですよね。
そういったデメリットを解消する為に、今は飲食の時やブラッシングの際に取ることが可能なマウスピース矯正を選ぶ方が増加しています。マウスピースで矯正する場合は、今まで通り食事を楽しむことができ、ブラケットを使用した矯正よりもナチュラルに見えます。

 

②目立たないブラケットの登場

できる限り目立ちにくくするために、白や透明の「審美ブラケット」と呼ばれる装置を使用して矯正する方法がございます。歯に一度矯正器具を装着した場合、取ってはいけないことは通常のブラケット同様です。
しかし、通常のブラケット矯正と比べると費用は高額になりますが、矯正している間の外見を気にしている方は、歯科医院で審美ブラケットを装着できるか相談しましょう。

 

矯正治療に必要な期間や費用について


ごく一部の症状以外は基本的に矯正治療は保険の適用外になり全ての費用が自己負担になります。その為、自分自身の歯列矯正にどれだけの費用が発生するかご心配な方もいらっしゃるでしょう。また、費用以外にも矯正期間がどれだけ必要なのか、最初決めていた予算に比べて費用が高くなる可能性がないかなど、心配な点につきましては歯科医院でご相談ください。歯列矯正を始める前に細かくカウンセリングを実施する歯科医院を選択すれば、当初の予算から大きく乖離した費用にもなります。それにより、安心して治療を続けることが出来ます。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科

2022.03.30更新

口の中が乾いたままだとなぜ口臭の原因になるのか

 

ワイヤーブラケットなどの矯正器具で口の中の乾きが続くと虫歯菌などの細菌が増殖します。
一般的には唾液の効果によって繁殖する虫歯菌を抑えることが出来ますが、口の開け閉めが上手くできず口を開いている状態が長くなると、唾液を出す量が減ってしまい虫歯菌などを殺菌する機能が弱くなってしまいます。
口内の細菌が増えると口臭が強まりますので、唾液などの人間に備わっている自浄作用は大変重要なのです。特に、口の中の乾燥によってプラークと呼ばれている歯垢も増加するため、細菌が多く存在しているプラークが更に口臭を助長させます。

 

口臭の画像

 

歯列矯正は口の臭いに影響する

 

ワイヤーブラケットなどの矯正器具により口がスムーズに開閉をしないと、口の臭いが悪化するリスクがございます。矯正器具のブラケットと呼ぶ箇所は口の中では思ったより異物感を感じます。
ブラケットの部分が食事や会話をする時に唇に接触したりなど、日常の色々な場面で口が閉じづらくなるケースがあります。また、その状態が続くと日頃から口が無意識に開くようになります。
日頃から口が開いている場面が続くと、口の中の唾液が蒸発し自浄作用が弱くなります。その渇きが口臭の始まりになるのです。

 

丁寧なブラッシングで口臭を撃退

 

矯正の種類は患者さまの歯の現状にもよりますが、一般に普及している方法の一つにワイヤーブラケット法という歯の表面にブラケットと呼ばれる金属部品を装着する矯正方法があります。このブラケットの凹凸やワイヤーはブラッシングしにくく、食事の後のカスが溜まりやすいです。その残留したカスは虫歯菌などの細菌が栄養分にする為、カスの周囲に繁殖した細菌が臭いを発する様になります。通常の歯ブラシでは矯正器具を綺麗に磨くことが難しいので、ブラケットやワイヤーを隅々まで掃除できる専用の歯ブラシを使いましょう。専用歯ブラシで細かい箇所まで掃除をすれば口臭を改善できるようになります。

 

口内の膿などが口臭に繋がる

 

ワイヤーブラケットは金属で出来ている為、歯列矯正は口の中にダメージを与えてしまう可能性があります。例えば、前歯に矯正を装着しているケースでは、矯正装置と口内との間に摩擦が発生し、炎症や刺激を与えます。
このように、矯正装置を普段から装着していることがきっかけで膿や口内炎が生まれた場合、口の中の状態が悪くなり口臭に繋がるリスクが高まります。

 

正しいケアで口臭予防をしよう


①歯間も丁寧に掃除をしよう

歯の見える部分だけ歯磨きでケアをするのではなく、デンタルフロスなどで歯間も綺麗にしましょう。デンタルフロスは歯と歯の間に残留しているカスを綺麗に取り除くことが可能です。口臭の他にも虫歯や歯周病のリスクを可能な限り抑えることが出来ます。矯正中以外もデンタルフロスは大変有効ですが、特に矯正中は口の中は清潔な状態を保つという認識を持つと良いでしょう。

 

②歯磨きの回数を増やそう

歯列矯正をしている間は歯磨きの回数を増やすことを指導しております。例えば、朝昼晩の他に3時のおやつを食べた後などは歯を隅々まで磨くことが重要です。寝ている最中は特に細菌が増殖する為、寝る前のブラッシングは丁寧にしましょう。

 

③専用歯ブラシを活用しよう

ブラケットの部品は複雑な形状をしている為、一般的な歯ブラシと併せてブラケットをブラッシングする専用の歯ブラシを使用しましょう。一般的な歯ブラシはブラシが大きくて太い為、食事のカスを綺麗に取り除けない可能性があります。

一般的な歯ブラシと矯正器具専用の歯ブラシを2本使用して磨くことは時間が掛かると思いますが、ブラッシングの後は食べ物のカスが無くなり気持ち良いので、専用の歯ブラシも是非併用しましょう。

 

④電動歯ブラシで汚れを落とそう

一般的な歯ブラシを使用して隅々までブラッシングするよりも、電動ブラシで磨く方が汚れが残りにくいとされています。歯列矯正で使用するブラケットは凹凸がある為、食べ物のカスが残留しやすいです。電動ブラシは小さな振動で汚れを取り除けるので、より隅々まで歯を磨けるでしょう。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科

2022.03.20更新

唇の大きさを歯科矯正によって調整できる場合

 

たらこ唇などの原因に、出っ歯によって唇が押し出されている場合があります。そのケースでは、矯正治療によって出っ歯を治療することで、唇の大きさを小さくすることが可能な場合があります。

他にも、唇が大きくなってしまう要因が上か下のアゴどちらかのケースの場合でも歯が出ている場合には、その箇所を整えることで唇の大きさを大きく変える可能性があります

 

唇の画像

 

歯やアゴに関係なく唇が大きい方の場合

 

生まれつき唇が大きい方の場合には、歯列矯正を施しても改善が見込めないケースがあります。それは、歯並びや噛み合わせによる影響で唇が大きくなっているケースは歯列矯正による改善が考えられますが、生まれつき唇が大きい方は改善が困難です。生まれつき大きい方が唇を改善したいと考えている時は、歯科医院ではなく美容整形等で唇の大きさを小さくする手術が適しています。 

 

唇の大きさの悩みを改善する方法について


①呼吸の方法を見直す

口呼吸がたらこ唇の原因になっている場合があります。その場合、口呼吸を鼻呼吸へ変えるだけで唇の大きさが改善するケースがあります。鼻呼吸で普段から呼吸をしている方は、唇のボリュームが比較的小さい方が多いでしょう。
呼吸の方法の見直し以外に気を付けるポイントとして、口を閉じた状態で口角をあげて唇を横へ広げてみましょう。これにより唇の大きさを小さく出来る場合があります。唇が大きな方は口を前方に突出することが多いので、「イ」の口の形にして横に伸ばすことでボリュームを落とせることがあります。

 

②顔の筋肉をトレーニングする

口角が下を向いてしまうことは、唇が大きく見えてやすいです。その為に、口角が下を向かない様に表情筋と呼ばれる顔の筋肉をトレーニングしてみては如何でしょうか。表情筋をトレーニングする為に、下記の4つの手順で実践してみましょう。

1.唇を口の中に巻き込むようにして軽く噛んで固定しましょう。噛む唇の幅は最大で1/2を基準にすることが大切です。

2.唇を軽く噛んで固定できたら、その後に手のひらを両頬に当てましょう。

3.頬に手を当てたら、口角が斜め上の方向にリフトアップする様に引っ張ってみましょう。

4.この状態から更に口角が斜め上の方向にリフトアップする様に「笑顔」の表情のまま20秒程度維持して下さい。

以上の4つの手順を行なって、1日3セットほど毎日繰り返すと口角が上がってたらこ唇の改善に繋がります。

 

③矯正で唇の大きさを改善しよう

冒頭でお伝えした手法です。歯列矯正を通じて、たらこ唇などのボリュームがある唇を改善できるケースがあります。中でも出っ歯が原因で唇が大きい方には効果が大きく表れやすいです。
ですが、歯やアゴが原因で唇が大きかったとしても、歯列矯正をすることで必ずしも改善するとは限りません。歯列が要因でたらこ唇になっている方は基本的に改善は見込めますが、変わらない可能性もございます。
唇の大きさを改善する為に矯正治療を行うケースでは、結果に個人差があることを十分に理解して歯科医院へ相談しましょう。カウンセリングで事前に希望を共有していないと思い通りの結果から遠ざかってしまいます。

 

④唇が大きいことを受け入れてみる

たらこ唇のような大きな唇をコンプレックスだと感じている方がいらっしゃいます。その中には、周囲の人から見たらたらこ唇ではない方もいらっしゃいます。身内など親しい方に一度聞いてみると良いかも知れません。実は周囲の人はあなたの唇をたらこ唇では無いと思っているケースもあります。

②でご紹介した表情筋を鍛えるトレーニング然り、歯列矯正とは異なる治療の仕方は多くありますが。この他にも、メイクなどで唇のボリュームを変えている方もいらっしゃいます。
人によっては唇が大きい方がタイプだという方もいらっしゃるでしょう。一例ですが、唇が大きいとセクシーさを増すことが出来る一面があるなど、唇が大きいこと=コンプレックスと断言出来ないこともあるので一人で考え過ぎないようにしましょう。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科

2022.03.10更新

噛み合わせが悪いと肩こりに繋がります 

 

実は噛み合わせと肩こりは関係しています。歯並びが不正であると、食べ物を食べる際や会話をする際にアゴに余計な負荷が入ってしまいます。その場合、口の周囲の筋肉が強張って血の流れが悪化し、筋肉に痛みを感じる症状が発生します。この筋肉の痛みは、口の周囲だけで終わる場合もございますが、少しずつ身体全体へ痛みが広がります。その広がりが最後に肩こりに繋がります。

 

 歯並びの画像

 

矯正をしている間は肩こりにならないのか

 

必ずしも矯正をすれば、肩こりが治るわけではありません。理由は、矯正によって歯が動く為、それが原因で起きる痛みがあるからです。動く痛みに耐える為に歯を食いしばると、筋肉の硬直に繋がり肩こりを引き起こすケースがあります。もちろん、肩こりを発症しない方から痛みが大きい肩こりを発症する方など様々です。

 

アゴと肩の位置関係が起因

 

アゴと肩の位置は他の部位と比べて近いので、筋肉の強張りが伝播しやすく他の部位よりも影響が表れやすいです。もし、頭の痛みや首の痛みを感じられる場合は、アゴの周囲に余計な力が入っており、悪影響を与えているケースがあります。

 

肩こりに繋がらない方法をマスターしよう

 

日頃の生活習慣や歯並びの不正を整えることで肩こりを和らげることに繋がります。和らげる方法に以下の5つをご紹介します。

 

①普段の食いしばりや寝ている時の歯ぎしりを改善しよう

寝ている時の歯ぎしりは100kg以上の力がアゴに伝わる場合もあると言われています。また、歯ぎしりを繰り返しすると歯の表面に存在するエナメル質の部分が剥がれてしまい、知覚過敏などの肩こり以外の要因にもなります。

睡眠中は歯ぎしりを行なっているか本人が自覚することは難しいですが、日頃から寝ている時に歯ぎしりをしてしまう方は日中の起きている時間も歯ぎしりの癖がある場合があります。日中に歯ぎしりの癖がないか、自己観察してみましょう。

朝起きてアゴが痛い感覚があるなど、中々歯ぎしりが改善しないケースの時は、歯ぎしりを改善する為の専用のマウスピースを活用することを推奨しています。別名ナイトガードとも呼ばれており、矯正歯科で矯正歯科で製作することが可能です。

歯ぎしりではなく、歯を食いしばるケースでも肩こりを助長しているパターンがあります。重い物を持ち上げる仕事の方は特に気をつけて下さい。

 

②舌の位置を改善してみよう

舌が歯に接触している位置にある場合や、口の下の方向に向いている方は、上のアゴに触れるように改善しましょう。舌の箇所を正しい位置にすることで、前歯を押すことによる歯並びの歪みや、その歪みで噛み合わせが悪化することを防ぎます。

 

③左右の歯を使って噛みましょう

歯をバランスよく使用して噛むことでアゴの関節に余計な負荷を与えないことが重要です。歯のどちらかで食べ物を噛んでいると、片側のアゴ関節に余計な負荷が掛かるため肩こりに繋がります。バランスよく両方の歯を使用して食べ物を噛むように心掛けましょう。

 

④身体の体制を整えて肩こりを改善する

実は横になっている時の姿勢はアゴの周囲に余計な負荷が乗っている状態です。特にうつ伏せの状態は特に負荷が乗っています。この状態が続くと顎関節症の要因になるケースがあります。寝てい時は基本的に長い時間横になっているので、うつ伏せの状態で寝ないように気をつけましょう。他にも、頬で顎を支えている頬杖の状態も手のひらでアゴを下から上へ持ち上げている状態なので、アゴ関節に大きな力が加わっています。日頃から頬杖をしてしまう習慣がある方は気をつけてみましょう。

 

⑤歯の正しい位置をチェックしよう

肩こりの要因が噛み合わせであるケースでは、正しい位置に歯並びを調整することが重要です。以下の項目に当てはまる方は歯列矯正により肩こりが改善される可能性がある為、参考にしてみて下さい。

・前歯の真ん中の位置が中心と離れている。

・会話や食事中に、アゴから音がすることがある。

・歯と口内が近く、頬を噛んでしまうことがよくある。

・下の歯を見た時に、上の歯によって3分の1以上隠れてしまっている。

・前歯に隙間が見られるのに、奥歯が噛めている状態。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科

2022.02.28更新

矯正中でもクリーニングを推奨します

 

基本的には矯正中に矯正器具は取り外すことはできません。具体的に言うと、裏側矯正やワイヤー矯正などを指します。取り外すことが可能な矯正器具(マウスピース)は日常の歯磨きと一緒の方法でクリーニングすることが出来ます。

それとは反対に、取り外すことができない矯正装置は、歯ブラシが隅々まで届きづらくその周りに磨き残しが出来やすい為、歯周病や虫歯になりやすいと言われています。

歯科医院で矯正中の磨き方の指導などがございますが、自分だけでブラッシングをするだけでは歯周病や虫歯のリスクは残ったままです。定期的に歯科医院でクリーニングしてもらうことでリスクを減らすことが可能です。

 

ブラッシング

 

クリーニングを矯正した歯科医院で行う場合

 

歯列矯正のプランにクリーニングが含まれていない場合には、別途料金を支払うことでクリーニングが可能なことがあります。

磨きにくい矯正中に関しても虫歯の予防をしたい時は、事前に矯正をする確認の中でクリーニングを一緒にしてもらえるかを把握しましょう。クリーニングの要望を患者さまが出すことで行う場合が大半です。

他にも、歯科医師が診療を定期的にする時に、磨けていない部分のクリーニングを案内することがあります。

 

クリーニングを矯正していない歯科医院で行う場合

 

矯正をしていない歯科医院でクリーニングを実施することは可能です。ただし注意点として、一般歯科の場合にはワイヤー矯正などは取り外すことが出来ません。歯科医院によっては矯正器具を装着したままの状態でクリーニングが出来る場合がありますが、取り外すことを推奨します。

このことから、可能な限り元々通っている矯正をした歯科医院で装置を取り外しブラッシングなどをしてもらうと良いでしょう。

 

どれくらいの頻度でクリーニングするべきか

 

クリーニングの頻度は患者さま自身の口内環境の状態や、歯科医師さんの治療方針などによって決まります。口内環境が良く、汚れが取れている状態であれば3ヶ月に1度の頻度で構いません。口内環境が悪くなるほど、2ヶ月に1度、1ヶ月に1度など頻度が上がってきます。歯科医院によっては、矯正装置の調整を行う際にクリーニングをする場合もあるそうです。

これらのクリーニング頻度は事前に把握すると良いでしょう。もし、自分で歯磨きを丁寧にする時間を各日できない場合には、歯科医院で定期的にクリーニングしましょう。

 

矯正中クリーニングのメリット4選

 

①歯の異常に気付きやすい

矯正の装置を調整する時には、口内に異常があるか確認できますが、クリーニングを歯の隅々まですることにより詳細まで確認することが出来ます。クリーニング中に違和感や痛みが発生した場合に、歯科医師に相談できることが安心感に繋がります。

 

②歯周病や虫歯を予防することが出来る

クリーニングを矯正中にすることで歯周病や虫歯が防止できることが1番のメリットです。装置を取り外してクリーニングしてもらうことができ、普段の自分の歯磨きだけでは磨ききれない箇所を綺麗にすることが出来ます。例えば、歯と矯正器具の間や歯と歯の間、歯と歯茎の間などです。

歯列矯正は歯を正しい位置へ動かすため、少なからず違和感や痛みを感じることがあります。歯の痛みが歯磨きをすることの抵抗につながり、できる限り痛みを和らげようと簡単に歯磨きを済ましてしまう場合があります。

その磨き方が続くと、虫歯になりやすい環境が作られていく為、口内環境を綺麗に保つためには、歯科医院でクリーニングをすることが必要です。

 

③色素の沈着を抑える

マウスピースを使用した矯正以外の矯正方法についてはホワイトニングをすることが出来ません。その為、クリーニングにより飲み物や食べ物からの着色を防ぐことができ、元々の歯の色に近づけることが出来ます。

矯正によって歯並びが整ったとしても、その後に歯が黄ばんだ色になってしまうのは勿体無いです。クリーニングを定期的に行なって、色素の着色を抑えましょう。

 

④歯が丈夫になる

歯科医院によって異なりますが、フッ素塗布してくれるクリーニングをしてくれるところがあります。フッ素塗布をすることで食事などで歯のエナメル質が溶けるのを防いで、歯を丈夫にすることが出来ます。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科

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