名駅歯科クリニック矯正歯科BLOG

2023.03.10更新

骨

みなさんは歯を欠損したまま、普段と変わらない日常生活を送っていませんか?


「差し歯にすると食べ物がおいしく感じられなさそう」
「入れ歯の手入れが面倒だ」


といった理由で治療を避けていると、周りの健康な歯までダメにする恐れがあります。とても怖い話ですよね。
健康な歯を失うと、せっかくの楽しくておいしい食事が苦痛な時間になるかもしれません。
ストレスなく食事を楽しみたい、器具の手入れを最小限に留めたいといった方は「インプラント」をぜひ検討してください!
歯槽骨の量や厚み、高さなどが不足しているとすぐに治療できないこともありますが、段階を踏んで適切な処置を受ければ実現できる可能性が高いです。
これまで骨量の問題などで断られた経験がある方も、最新の医療を用いることで治療できるかもしれません。


詳しくは記事の中で解説しますので、補綴治療に興味をお持ちの方はぜひご覧ください。
正しい知識理解を得て、天然歯のような見た目と噛み心地を手に入れましょう!

 


1.いつからあるの?
約100年前から行われており、口腔トラブルや不慮の事故によって欠損した歯を補綴する治療の一つです。
当初は骨の補正に用いられる金属製のねじや、コバルト合金と呼ばれる注射針を骨に埋め込んでいました。しかし骨と針とがうまく結び付かず、残った健康な歯に固定して、埋入したものを保持するのがやっとでした。
この状況が変わったのは、1965年のことです。「チタンという金属が骨と結合する」という発見がなされ、新たな製品が開発されました。
これが、現在まで世界中で使用されている「インプラント」というわけです。


■具体的な治療手順
まず「インプラント」は、人体に埋め込む人工物を指すことを知っておきましょう。最近は治療法として呼ばれることが多いですが、本来は「デンタルインプラント」と呼ぶのが正式です。
何らかの事情で歯を失くした部分に、人工歯根を埋入して補綴するという治療法です。これまではブリッジや義歯(入れ歯)が広く用いられていましたが、近年はインプラントの注目度も負けていません。
ところで、みなさんは「歯」と聞いてどのような絵を思い浮かべますか?きっと大半の方が、普段目に見えている白い部分をイメージするはずです。
もちろん間違ってはいないのですが、歯茎に埋まっている歯根部分も忘れてはなりません。歯を欠損するということは、歯根も同時に失うことを意味します。
ちなみに「インプラント=差し歯」と認識している人もいるようですが、そのようなことはありません。
歯根が残っている場合は後者、丸ごと失って抜歯を余儀なくされるときに用いられるのが前者です。

 


2.骨量が不足する理由
最初に説明した通り、歯槽骨の量や厚みに問題があると、すぐに治療をスタートできない可能性があります。
では、不足するのは一体なぜでしょうか?
考えられる一番の理由は「欠損してから長い時間が経っていること」です。実際に、歯を失くした状態で放っておくと、骨が少しずつ痩せていくという研究結果が報告されています。10年放置していると、約1cmもの骨量減少につながるのだとか。
また歯周病で欠損した場合、歯周病菌の影響で骨がどんどん吸収されます。それも、すぐに治療を開始できない理由となってしまうでしょう。
加えて骨量不足は、義歯の方にも起こりやすい現象です。将来的にインプラントへ移行しようと思っている方は、注意してくださいね。義歯では普段通りの日常生活が送れていても、事前の検査や診断で問題が発覚する可能性があります。

 


3.問題があるとどうなる?
一昔前は歯槽骨に何らかの問題がある場合、インプラントは諦めざるを得ない状況でした。ちなみに長さ6ミリ~18ミリ、直径3ミリ~5ミリといった制限が設けられており、高さや幅にもそれぞれ基準があります。
しかし医療の発達により、状況は一変しています。
GBR法(骨造成)や上顎洞底挙上術、ショートインプラントなどを用いることで、治療が可能になったのです。
一体どのような処置なのか、詳しくは次の記事で紹介します。気になる方は、ぜひ引き続きご覧ください。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科


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