名駅歯科クリニック矯正歯科BLOG

2022.10.20更新

鼻をマッサージする女性

前回は「歯列矯正で不細工な見た目になった」という後悔の声について、その原因や対策を詳しく解説しました。

今回は、具体的な対処法を紹介します。


「歯列矯正で不細工な見た目になった」と後悔する理由の一つに、ほうれい線との関係が挙げられます。
治療をきっかけにほうれい線が目立つようになったと感じる場合、次の可能性が考えられるでしょう。


・歯が大幅に動いたため
・加齢に伴い頬のたるみが進行したため
・奥歯を噛みしめるなどの悪習癖によって、顔周りの筋肉がむくんだり凝ったりしているため
・器具の影響で食事がしにくくなり、表情筋が衰えたため


つまりほうれい線が生じるのは、必ずしも歯の移動が原因とは限らないというわけです。
ほうれい線が目立つのが嫌な方は、歯列矯正が完全に終了したあと、次に紹介する方法でセルフケアを行いましょう。

※器具で口の中の粘膜を傷付ける可能性があるため、治療中に行うのはNGです

 


1.頬をほぐして顔のむくみを解消する
①頬骨と小鼻の横との間に、人差し指の第二関節を強く押し当てる
②頬骨の下に沿う形で、小さく円を描きながら指をこめかみに向かって引き上げる
③スタート地点を顔のライン側へ動かし、①~②を繰り返す
④顔のラインに沿ってマッサージをして完了、左右それぞれ行う

 


2.側頭筋をほぐしてほうれい線を予防する
耳の上からこめかみにかけての筋肉を「側頭筋」といい、咬筋を支える役目を果たしています。
ストレスを抱えやすい方や、日常的に奥歯を噛みしめる悪習癖がある方は、寝ている間に歯を食いしばって側頭筋が凝りやすくなります。その結果、ほうれい線が出現するでしょう。
手順は人差し指、中指、薬指を側頭筋に当て、前からうしろへと円を描くようにマッサージするだけでOKです。
指の位置を少しずつ動かしながらほぐし、凝りを感じた部分は重点的にマッサージしてください。

 


3.口輪筋や舌を鍛える
口の周りを囲んだ筋肉を「口輪筋」といい、鍛えることでほうれい線の改善が見込めます。
口の内側から、ほうれい線に沿って舌を動かしてみましょう。シワを伸ばすイメージで動かすのがポイントです。
これだけで、口輪筋だけでなく舌の筋肉も鍛えられて一石二鳥です。
舌の位置が上がり、口呼吸の予防につながるでしょう。口が乾きやすいと感じる方におすすめです。

 

 


見た目が変化しやすい歯列矯正とは?
歯列矯正に対して「理想の歯並びを手に入れられ、コンプレックスの解消や見た目の向上につながる」というイメージをお持ちの方が多いと思います。
一方で本記事やネットの口コミを見て「不細工な見た目になったらどうしよう…」と、不安を抱いている方も少なくないはずです。
ただ見た目が劇的に変化しやすいのは、外科的処置や抜歯を伴う歯列矯正だとされています。通常の歯列矯正は口の中へ働きかけて歯を移動させるため、大きな変化が起こりにくいのです。
心配な方はその点を、事前に歯科医師へ確認するとよいでしょう。

 


抜歯を伴う歯列矯正
抜歯を必要とするのは、歯の移動距離が大きいケースが大半です。口腔内へアプローチする方法とはいえど、顔立ちの変化が起こりやすいでしょう。

 


外科処置を伴う歯列矯正
デコボコの歯列や開咬(オープンバイト)、受け口(下顎前突)といった重度の不正咬合が見られる場合、外科的処置が必要になるかもしれません。骨格から正すことで、見た目の変化が起こりやすくなるでしょう。

 

 

 

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科


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