名駅歯科クリニック矯正歯科BLOG

2022.10.10更新

落ち込む女性

 

「歯列矯正で、見た目が不細工になってしまった」
歯列矯正を検討中の方が、このような話を耳にすると大変不安になるのではないでしょうか。
実際のところ、すべての方が結果に満足しているわけではないようです。
そこで今回は、このような後悔の声が出る理由を対処法とともに紹介します。
歯並びにお悩みの方や、歯列矯正を検討中の方はぜひ参考にしてください。

 


「歯並びを整えるはずが不細工な見た目に…」一体なぜ?
歯列矯正による変化はさまざまで、中にはデコボコの歯並びが整って顔全体のバランスが変化する方がいらっしゃいます。
歯の移動に伴い、抜歯をした方は特に見た目が変わりやすいでしょう。
横顔が美しくなったり、顔のラインがシャープになったりといった変化であれば嬉しいものですが…残念ながら、変化は必ずしもプラスに働くとは限りません。
まれに、次のような現象が起こり得ます。

 


1.装置が原因で口元が突出した
表側矯正の場合、歯の表側に取り付ける「ブラケット」と呼ばれる器具によって口元に厚みが生じがちです。
横から見ると、口元が突出して見えるでしょう。

 


2.歯が動くときに違和感が生じた
歯の移動に伴い、これまでは整っていた部分が乱れたり倒れ込んだりする可能性があります。抜歯をした場合は、歯の移動距離が大きいため特に違和感が出やすいです。

 


3.ほうれい線が目立つようになった
上顎前突(出っ歯)などで口元が出ている場合、歯列矯正で歯が動くのと同時に口元が後退することがあります。その結果、上顎前突が原因で引っ張られていた頬が緩んで、ほうれい線が出現するでしょう。年齢よりも、老けて見られるようになるかもしれません。
抜歯を伴い、歯を大きく後方へ動かす場合は特に注意が必要です。

 


4.頬がこけて面長になった
不正歯列は不正咬合とも深い関係があり、噛み合わせが乱れていると顎関節とのバランスが不安定になります。上下の歯を噛み合わせたときに出っ張る「咬筋」という筋肉に負荷がかかり、エラが張ったような見た目になることもあります。
歯列矯正で噛み合わせが整うと、エラの発達は治まります。しかし頬がこけたように見え、面長の印象を持たれる可能性があるでしょう。

 

 


歯列矯正で後悔しないために
歯列矯正で後悔しないためには、歯科医院選びを慎重に行うことが大切です。

次の5つのポイントに着目し、自分にピッタリの歯科医院を選んでください。


1.治療のゴールについて話しやすいかどうか
後悔する理由の一つに、歯科医師と患者さまとの認識の相違が挙げられます。両者が違ったゴールをイメージしていると、治療が終わったときに「思っていたのと違う」という現象に陥るでしょう。
カウンセリングの段階で歯科医師とよく話し合い、同じ完成イメージを持つことが重要です。


・歯科医師が自分の考えばかりを押し付けてこないか
・患者の理想とする歯並びについて、真摯に話を聞いてくれるか
・複数の治療方法を提示し、患者に決定を委ねてくれるかどうか


これらの点を確認し、信頼できる歯科医師のもとで治療を行いましょう。

 


2.治療法ごとのメリットとデメリットを説明してくれる
「低料金」「短期間」「非抜歯」というワードは、患者さまにとって大変魅力的に思えるはずです。しかしメリットばかりを見て治療法を選ぶと、無理な治療計画が生じてトラブルが起こるかもしれません。


・自分の症例に合った治療方法は何か
・それぞれの方法が持つメリットとデメリット


カウンセリングの際に、これらの説明があるかどうかをチェックしましょう。
特定の方法ばかりを勧めたり、患者に決定権を与えない歯科医師は要注意です。
入念な検査を行った上で、複数の選択肢を提示してくれる歯科医院を選びましょう。

 


3.不測の事態に対応してくれる
「装置のヒビや破損」「突然の痛み」など、治療中に急なトラブルが起こることがあります。
このような場合に、すぐ対応してくれる歯科医院であれば安心ですね。近年は、オンラインですぐに対処法を指示してくれる歯科医院も増えています。診療時間や休診日を含め、何かあった場合の対応について事前に確認しておきましょう。

 


4.継続的に診てもらえる
成人矯正の期間は1年半~2年半が目安で、その後は「リテーナー」という後戻り防止の保定装置をつけて過ごすことになります。
保定期間はあらかじめ決められていますが、整えた歯並びを維持するには、リテーナーを半永久的に装着するのが理想です。
その点を考慮し、できれば治療後も通い続けられる歯科医院を選びましょう。中には治療終了後の保証期間内であれば、条件次第で再治療が無料になることがあります。


また歯科医院によって取り扱う装置が異なるため、何らかの事情で転院することになると、次は異なる方法で歯列矯正をしなければならない可能性もあります。
さらに歯列矯正は、原則保険適用外であるため、料金体系が歯科医院によって大きく異なります。途中で転院になった場合は、再度高額な費用を払う羽目になるでしょう。
自宅や職場との距離を考え、長期的に通院しやすい歯科医院を選んでください。

 


5.生活スタイルに合わせて通院できる
治療中も定期的に通院して、歯の移動の経過観察や器具の調整などを行います。指示されたタイミングで通院できなければ、治療計画に狂いが生じて期間が長引いてしまうでしょう。
例えばワイヤー矯正の場合は、器具の交換と調整のために毎月の通院が必要です。
仕事や家事をしながらでも通える場所で、曜日や時間帯が合いそうな歯科医院を探しましょう。

 


今回は、歯列矯正で後悔しないためのポイントを紹介しました。
次回は対処法について詳しく解説します。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科


SEARCH



CATEGORY

  • インビザライン日記  (0)
名駅歯科クリニック・矯正歯科

愛知県名古屋市中村区名駅3-13-31 名駅モリシタビル8F 詳しいアクセスはこちら

  • 初診無料カウンセリング実施中!お気軽にお問い合わせください TEL:0120-028-316 受付時間9:00~19:00 休診日 土・日・祝日 無料相談カウンセリング お申込みはこちら
  • お気軽にお問い合わせください

    無料相談カウンセリング
24時間WEB予約