名駅歯科クリニック矯正歯科BLOG

2022.09.20更新

 

インビザライン


前回は、インビザラインの装置をつけ忘れた場合のリスクについてお伝えしました。
今回も同じテーマを取り上げ、装着を怠った場合の対処法や予防法などを紹介します。


装着を怠った場合の対処法
どれだけ治療に前向きであっても、慣れないうちはうっかり装置をつけ忘れることがあると思います。
まずは、そのような場合の対処法について詳しく説明します。


1.経過観察を行う
装着を怠った時間が、マウスピース1枚あたり数時間であれば経過観察を行います。
というのも、1枚の装置で動かせる距離は、1週間でわずか0.25ミリ程度です。
これを1日に換算すると0.036ミリ程度であり、数時間のつけ忘れであれば大きな影響を与える心配がありません。装着時にチューイ―(丸くて弾力があるロール状のチューブ)を使用して歯と装置を密着させ、様子を見てください。


2.装着する日数を延ばす
装着できなかった時間が1枚あたり1日程度であれば、治療に大きな影響を与える心配はありません。
基本的には、装着日数を延ばすことで対処できるでしょう。次回歯科医院を受診した際、日数を延ばした旨を歯科医師へ伝えてください。
ただ、数日にわたって装着を忘れた場合は、この通りではありません。治療計画に支障をきたして治療が長引いたり、後戻りを起こしたりする可能性が高くなるので注意してください。


3.装置を追加作製する
装着し忘れた時間が1枚あたり数日~1週間程度になると、後戻りする可能性がグッと高まります。
久しぶりに装着すると、違和感があったりはまらなかったりする場合もあるでしょう。
このような事態になると、計画通りに進めることは難しくなります。歯科医師へ相談し、装置を追加作製してもらう流れとなるでしょう。
ちなみに装置は、海外で作製されて送られてくるため到着までに時間がかかります。その分、治療が長引く可能性があることも知っておいてください。


装置のつけ忘れを予防するには?
続いては、装置をつけ忘れないためのポイントを紹介します。いずれも簡単に取り入れられるので、ぜひ試してください。


1.装着を習慣化する
治療前は「絶対に歯並びを整えるぞ!」と意気込んでいたにもかかわらず、治療を進めるにつれてその気持ちが薄くなる方が多くいらっしゃいます。
確かに長期間にわたる治療ですから、モチベーションを保ち続けることは簡単ではありません。そのような場合は装着を習慣化し、自分の生活の一部にしましょう。いわば、毎日のブラッシングと同じです。
やり方はさまざまですが、おすすめは「3日間、同じ時間帯に同じ場所で装着をする」という方法です。
生活リズムの問題などで難しい場合は「ブラッシングのあと」や「食事のあと」など、すでに習慣化している内容のあとに装着してみましょう。


2.前回の装置を持ち歩く
1つ前の装置を持ち歩いていれば、うっかり家に忘れてきてもその場で対処できます。万が一、失くしたり壊したりした場合も同様です。専用のケースに入れた上で、毎日持ち運んでいるバッグへしのばせておきましょう。
変形させないよう注意してください。


まとめ
頻繁に装置をつけ忘れると、計画通りに歯が移動せず治療が長引く可能性があります。最悪の場合、治療前よりも歯並びが乱れてしまうでしょう。
装着に慣れるまでは強く意識し、うっかりつけ忘れないよう注意してください。今回紹介した方法や、スマホのアラームアプリなどを活用して習慣化してもらえれば幸いです。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科


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