名駅歯科クリニック矯正歯科BLOG

2022.11.10更新

矯正

歯列矯正は、必ずしも全体にアプローチしなくてよいことをご存知でしょうか?
部分矯正であれば、気になる部分にのみ装置を付けて歯並びを整えられます。全体矯正に比べて、リーズナブルかつ短い期間で治療できるのが大きなメリットです。また、違和感なく治療できるという利点も持ち合わせています。


これを聞くと、部分矯正でぜひ治療したいと思う方が多いのではないでしょうか?その考えはもっともですが、患者さまの要望や口腔状態によっては希望に添えないケースもあります。100%部分矯正が適用できるわけではないことを、あらかじめ理解しておいてください。
そこで今回は、部分矯正が適用できる症例とできない症例について詳しく解説します。

 


期待できる効果やメリット


1. 叢生(ガタガタとした歯並び)をキレイに整えられる
2. 歯の高さを均一にできる
3. 前歯を2mm程度後方へ動かせる(歯の重なりが軽度の場合)
4. 裏側矯正やマウスピースなど、第三者に気付かれにくい方法で治療できる
5. 治療費が比較的リーズナブルである
6. 比較的短期間で治療できる
7. 経過観察を行いつつ、必要に応じて全体矯正にシフトできる
8. 事前のシミュレーションで、部分矯正と全体矯正における仕上がりの違いをチェックできる

 


適用できない症例


1. 口元の突出を改善すること
2. 歯の重なりが重度の場合に、歯のガタガタを改善すること
3. 上下の噛み合わせを完全に改善すること
4. 重度のすきっ歯を完全に改善すること

 


部分矯正でできること


①叢生(ガタガタとした歯並び)をキレイに整えられる
歯の重なりやガタガタが軽度であれば、治療によってキレイな歯並びを手に入れられます。ただし症状が重度の場合は、部分矯正が適用できない可能性もあるのでご了承ください。


②歯の高さを均一にできる
不揃いになっている一部の歯の高さを整えて、見た目の改善につなげられます。


③前歯を2mm程度後方へ動かせる(歯の重なりが軽度の場合)
歯間にヤスリを通すことで、隙間を作って前歯を後方へ動かせます。ヤスリがけは歯へ負担がかからないよう、1ヶ所につき0.5mm以内に留めています。正確に計測しながら行うのでご安心ください。


④裏側矯正やマウスピースなど、第三者に気付かれにくい方法で治療できる
全体矯正では、歯の表面にブラケットを取り付ける「表側矯正」が一般的です。しかし部分矯正の場合は、裏側矯正やマウスピース矯正で歯並びを整えられるケースが多いです。


⑤治療費が比較的リーズナブルである
装置を付けるのは歯の一部のみなので、器具が少なく済むことからリーズナブルな費用で治療できます。


⑥ 比較的短期間で治療できる
一部の歯のみを移動させるため、短期間で治療できる傾向にあります。


⑦ 経過観察を行いつつ、必要に応じて全体矯正にシフトできる
装置を付けたときの痛みや違和感に不安がある場合、まずは部分矯正で経過観察を行うことが可能です。途中で方法を切り替えた場合も、当院では歯型の取り直しや追加費用をいただいていませんのでご安心ください。


⑧ 事前のシミュレーションで、部分矯正と全体矯正における仕上がりの違いをチェックできる
診断結果をお伝えする際に、治療方法の違いによる仕上がりをそれぞれお見せできます。治療方針や費用などの説明を受けた上で、希望の治療方法を決めることが可能です。

 

今回はここまでです。
次回は、適用できない症例にフォーカスして解説します。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科


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