名古屋でオールオン4とオールオン6の違いを調べている方の多くは、「本数が多いほうが丈夫なのではないか」「金額の差は何から生まれているのか」という2つの疑問を抱えています。
インプラントで全体の歯を支える治療は自由診療のため、提案される本数も、見積もりに含まれる範囲も医院ごとに幅があります。
そのため、数字だけを並べても比べにくいと感じるのは自然なことです。
結論を先にお伝えすると、本数だけで治療の優劣が決まるわけではありません。
何本で支えるかは、顎の骨の量と質や噛み合わせを歯科用CTの画像で確認し、あわせて全身の状態も踏まえたうえで決まっていきます。
この記事では、4本で支える治療と6本で支える治療の考え方の違い、本数が変わることで実際に何が変わるのか、そして費用に何が含まれているのかを順に整理しました。
読み終えるころには、見積もりのどこをそろえて比べればよいのかがはっきりしているはずです。
【この記事の監修者】
医療法人スマイル 理事長 尾崎 隆(歯科医師)
1989年歯科医師国家資格取得。1999年スマイル矯正歯科(現・スマイル歯科クリニック・矯正歯科)開設。2013年名駅歯科クリニック・矯正歯科、2018年岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科、アルティメイト栄歯科・矯正歯科を開設。2020年医療法人スマイル設立、理事長就任。
資格・研修歴:USA OBI LEVEL4/MALO CLINIC Educationコース修了(All-on-4・インプラント)/マウスピース矯正・インビザライン認定医
オールオン4とオールオン6のどちらがよいのか迷いやすい理由

「結局どちらを選べばいいのか」と感じたまま、相談の日だけが近づいてしまう方は少なくありません。
迷いが生まれる原因は、判断に使える材料がそろっていないところにあります。
- ・本数が多いほうが安心そうだという印象を持ちやすい
- ・歯科医院によって勧められる治療法が違って見える
- ・提示された金額をどう比べればよいのか分からなくなる
順に見ていきます。
本数が多いほうが安心そうだという印象を持ちやすい
「4本より6本のほうが丈夫そう」という印象は、多くの方が最初に抱くものです。
柱が多いほど建物が安定する、という日常的な感覚に近いからです。
ただし、口の中で支えているのは本数そのものではなく、インプラントを埋めた位置と、その上に乗る人工歯の設計を含めた全体の組み合わせです。
同じ6本でも、骨が十分に残っている場所に配置できているかどうかで、噛む力の受け止め方は違ってきます。
診療の現場では、本数を増やしたほうがよい状態の方もいれば、4本で計画したほうが体への負担を抑えられる方もいます。
歯科医院によって勧められる治療法が違って見える
ご相談で特に多いのは、「A院では4本、B院では6本を勧められた」「同じレントゲンを見ているはずなのに説明が違う」「どちらの説明が正しいのか判断できない」という3つのお悩みです。
いずれも、どちらかが誤っているというより、診断に使った画像の種類や、その医院で対応できる処置の範囲が違うために生まれる差であることが多くあります。
たとえば、骨を増やす処置まで扱っている医院と、そうでない医院とでは、同じ骨の状態を見ても提案できる計画に差が出ます。
歯科用CTで三次元的に確認しているのか、平面のレントゲンだけなのかによっても、判断できる情報量は異なります。
説明が食い違って見えたときは、どちらが正しいかを先に決めるのではなく、「何を根拠にその本数になったのか」を双方に聞いてみると、違いの理由が見えてきます。
提示された金額をどう比べればよいのか分からなくなる
見積もりを見比べると、同じ「片顎いくら」という書き方でも、含まれている工程がそろっていないことがよくあります。
手術料だけを示している場合もあれば、上部構造と呼ばれる人工歯の費用まで含んでいる場合もあります。
そのため、総額の数字だけを並べても、高い安いの判断にはつながりにくいのが実情です。
比べるときは、金額そのものより先に「その金額はどこからどこまでを指すのか」をそろえる必要があります。
費用の考え方は記事の中ほどで詳しく整理していますので、まずは治療そのものの違いから確認していきましょう。
本数の多さではなく口の中の状態に合わせて選ぶ治療法

結論から言うと、オールオン4と6本で支える治療は「どちらが優れているか」で選ぶものではなく、口の中の状態に合わせて選ぶものです。
まずは両者の位置づけを、比較表と言葉の整理から確認していきます。
- ・オールオン4と6本で支える治療の違いを比較表で確認する
- ・オールオン4は4本で支える治療コンセプト、オールオン6は6本で支える全顎固定式の治療
- ・本数は顎の骨の状態と噛み合わせをもとに歯科用CTの診断で判断する
- ・本数だけで治療の優劣が決まるわけではない
ひとつずつ確認していきます。
オールオン4と6本で支える治療の違いを比較表で確認する
先に全体像を表で押さえておくと、そのあとの説明が理解しやすくなります。
下の表は、名駅歯科クリニック・矯正歯科で公開している情報と、一般的な考え方をもとに整理したものです。
| 比較項目 | オールオン4 | 6本で支える全顎固定式治療(オールオン6) |
|---|---|---|
| インプラントの本数 | 原則4本で片顎全体を支えます | 原則6本で片顎全体を支えます |
| 判断の基準 | 顎の骨の量と質、噛み合わせなどをもとに歯科用CTの診断で判断します | 顎の骨の量と質、噛み合わせなどをもとに歯科用CTの診断で判断します |
| 手術の範囲 | 症例によって異なります | 症例によって異なります |
| 費用 | 治療内容によって変わります(名駅歯科クリニック・矯正歯科では片顎1,750,000円・税別、手術料のみの金額です) | 本数が増えることなどで変わります。料金表に個別の記載がないため、診断後の見積もりで確認します |
| 治療期間の考え方 | 目安は3〜6ヶ月と案内されています | 骨の状態や追加の処置の有無によって変わるため、診断後に確認します |
| 骨造成やザイゴマインプラント併用の考え方 | 骨移植を行わずに治療できるケースも多いとされますが、骨の状態によっては骨造成が検討されます | 本数を増やすだけでは支えにくい場合、骨造成やザイゴマインプラントが検討されることがあります |
| どちらが良いか | 本数だけでは判断できません | 本数だけでは判断できません |
表のとおり、違いが出るのは本数と、それに伴う費用や手術の範囲です。
一方で、判断の基準そのものはどちらも共通しています。
オールオン4は4本で支える治療コンセプト、オールオン6は6本で支える全顎固定式の治療
オールオン4(All-on-4)は、片顎あたり最小4本のインプラントで全体の歯を支える設計としてまとめられた治療コンセプトです。
名駅歯科クリニック・矯正歯科のオールオン4の治療案内でも、最小4本のインプラントで歯を支える治療法として紹介されており、骨の状態によって4本もしくは6本を埋入する形で対応しています。
一方、6本で支える治療は、医院によって「オールオン6」と呼ばれることがあります。
ただしこれは4本のものと名前の数字だけが違う同一の治療というわけではなく、支える本数と配置の設計が異なる、全顎固定式の治療と考えるほうが正確です。
治療そのものの成り立ちや流れを先に知っておきたい方は、「オールオンフォー(All-on-4)とは?構造や仕組み・治療の流れ・メリット・デメリットを解説」もあわせてご覧ください。
呼び名に引っ張られると比較がぼやけてしまいます。
「何本で、どこに、どう配置するのか」に置き換えて聞くと、説明の中身をそろえて比べやすくなります。
本数は顎の骨の状態と噛み合わせをもとに歯科用CTの診断で判断する
本数を決めているのは、患者さんの希望や医院の方針だけではありません。
支えとなる顎の骨がどこにどれだけ残っているか、噛み合わせの力がどの方向にかかるかといった条件が土台になります。
平面のレントゲンでは、骨の厚みや幅、神経や血管の位置までは立体的に把握しきれません。
歯科用CTで三次元的に撮影すると、埋入できる位置や角度の候補が具体的に見えてきます。
名駅歯科クリニック・矯正歯科では、インプラント治療のページで紹介しているとおり、歯科用CTやシミュレーションソフト、インプラント専用オペ室を備え、コンピューターガイド手術にも対応しています。
本数の話に入る前に、どの検査に基づいた判断なのかを確認しておくと、説明の受け取り方が変わります。
本数だけで治療の優劣が決まるわけではない
学術的な検討でも、本数の差がそのまま結果の差になるとは示されていません。
複数の研究をまとめた近年の検討でも、インプラントの生存率、周囲の骨の変化、合併症の起こりやすさについて、4本で支える方法と6本で支える方法とで全体としては近い結果が示されているとされています。
ただし、研究ごとのばらつきが大きいため、結果の解釈には注意が必要だともされています。
つまり「6本なら結果が良くなる」と読み替えられる内容ではありません。
実務の感覚としても、うまくいくかどうかを左右するのは本数そのものより、骨のある位置に無理なく配置できているか、噛み合わせの力を分散できる設計になっているか、そして治療後の手入れを続けられるかどうかです。
本数は結論ではなく、診断の結果として決まる項目だと考えてください。
本数が変わることで違いが出るポイント

本数の差が実際に表れるのは、大きく4つの場面です。
どこがどう変わるのかを知っておくと、提案された計画の意味を読み取りやすくなります。
- ・インプラントを埋める位置と支え方の違い
- ・噛む力のかかり方と補える奥歯の範囲の違い
- ・手術の範囲と体への負担の違い
- ・治療期間と仮歯が入るまでの流れの違い
それぞれ具体的に紐解いていきます。
インプラントを埋める位置と支え方の違い
4本で支える設計では、前方に2本をまっすぐ、その後方に2本を傾けて埋入し、骨が比較的しっかり残っている部分を選んで使うのが基本的な考え方です。
奥のほうは骨が痩せやすく、上顎では上顎洞という空洞が近づいてくるため、その手前を活かす配置になります。
6本で支える場合は、支点が2箇所増えるぶん、人工歯を支える範囲を後方まで広げられる可能性があります。
ただし、増やした位置に十分な骨がなければ、本数を増やす意味は薄くなります。
相談の際は画像を見ながら「どこに、なぜそこへ入れるのか」を説明してもらうと理解が進みます。
名駅歯科クリニック・矯正歯科でも、CT画像とシミュレーションをもとに埋入位置を検討したうえで計画をご説明しています。
噛む力のかかり方と補える奥歯の範囲の違い
噛む力は、前歯よりも奥歯のほうが大きくかかります。
そのため、どこまで奥に人工歯を伸ばすかによって、支えに求められる条件も違ってきます。
4本で支える設計では、後方に向かって少し張り出す形になる部分があり、力のかかり方を考えて人工歯の長さを調整します。
6本で支える設計では、後方にも支点を置けるぶん、張り出しを短くできる可能性があります。
ただし、張り出しが短ければ噛みやすいと単純に決まるものでもありません。
噛み合わせの高さや歯ぎしりの癖、反対側の歯の状態まで含めて設計するため、力の分散は本数とあわせて総合的に判断されます。
手術の範囲と体への負担の違い
埋入する本数が増えれば、そのぶん手術の範囲は広がる傾向があります。
とはいえ、手術の大きさは本数だけで決まるわけではなく、骨造成などの処置を同時に行うかどうかにも左右されます。
腫れや痛みの出方には個人差があり、術後の経過も状態によって異なります。
手術への不安が強い方や、治療時間が長くなる見込みの方には、点滴で鎮静剤を投与し、うとうとと眠っているような状態で治療を受ける静脈内鎮静法という方法があります。
名駅歯科クリニック・矯正歯科では、日本歯科麻酔学会の認定医が全身状態を管理しながら鎮静を行う体制を整えています。
本数を比べるときは、手術の範囲と、当日の負担をどう抑えるのかもあわせて確認しておくと安心です。
治療期間と仮歯が入るまでの流れの違い
治療期間は、検査から最終的な人工歯が入るまでで考えます。
名駅歯科クリニック・矯正歯科では、オールオン4の治療期間の目安を3〜6ヶ月と案内しています。
仮歯については、条件が整えば手術当日に装着できる場合があり、口の状態によっては翌日以降になることもあります。
本数を増やす場合や骨造成を併用する場合は、治癒を待つ期間が加わり、全体が長くなることがあります。
仕事や予定との兼ね合いで期間を重視したい方は、「仮歯が入るまで」と「最終的な歯が入るまで」を分けて聞いておきましょう。
同じ3〜6ヶ月という目安でも、通院の回数や間隔は計画によって変わります。
本数を決めるときに歯科医院が確認していること

読み終えるころには、相談の場で何を聞けばよいかが具体的に見えてくるはずです。
歯科医院側が本数を決めるときに見ている項目を、4つに分けて紹介します。
- ・歯科用CTで確認する顎の骨の量と質
- ・噛み合わせと噛む力の強さ
- ・上顎と下顎で条件が変わる理由
- ・全身の状態や生活習慣も判断材料になる
以下で詳しく説明します。
歯科用CTで確認する顎の骨の量と質
最初に確認されるのは、支えとなる骨がどこにどれだけ残っているかです。
骨の高さと幅に加えて、骨の硬さや密度といった質の面も判断材料になります。
歯を失ってから時間が経つと、支えていた骨は少しずつ吸収されて痩せていきます。
入れ歯を長く使ってきた方や、歯周病が進んでいた方では、見た目以上に骨の状態が変化していることがあります。
歯科用CTで三次元的に確認したうえで、埋入できる位置と角度の候補を洗い出し、そこから本数の計画が組み立てられていきます。
噛み合わせと噛む力の強さ
次に見られるのが、噛み合わせと噛む力です。
上下の歯がどこで当たるのか、左右のバランスはどうか、歯ぎしりや食いしばりの癖があるかどうかを確認します。
噛む力が強い方や、片側だけで噛む癖がある方は、特定の場所に力が集中しやすくなります。
その場合、支える位置を増やしたり、人工歯の素材や形を調整したりして、力を分散させる設計が検討されます。
名駅歯科クリニック・矯正歯科でも、治療計画の設計と噛み合わせを治療の要と位置づけています。
本数の提案を受けたときは、噛み合わせをどう評価したのかもあわせて聞いてみてください。
上顎と下顎で条件が変わる理由
同じ人でも、上顎と下顎では条件が異なります。
下顎は比較的硬い骨が残りやすい一方、上顎は骨が柔らかく、奥のほうには上顎洞という空洞があるためです。
そのため、下顎では4本で計画できる場合でも、上顎では支える位置の選択肢が限られ、本数や配置を変える判断になることがあります。
上下の両方を治療する場合、同じ本数で左右対称にそろえるとは限りません。
上下で計画が違うと説明されたときは、条件が異なるために設計を変えているケースが多いと考えてください。
気になるときは、その理由をCT画像を見ながら確認すると納得しやすくなります。
全身の状態や生活習慣も判断材料になる
インプラントは外科手術を伴うため、全身の状態も判断に関わります。
糖尿病や心臓病などの持病がある場合は、状態が安定して管理できているかどうかが確認されます。
喫煙の習慣や重度の歯周病も、治癒や治療後の経過に影響することが知られています。
名駅歯科クリニック・矯正歯科の難症例や他院でインプラントを断られた方へのページでも、こうした条件がある方について、症状が安定し適切に管理されていれば治療できる場合があると案内されています。
治療の考え方をより広く知りたい方は、公益社団法人 日本口腔インプラント学会が一般向けに公開している情報も参考になります。
持病や服薬がある方は、相談の際にお薬手帳を持参すると話が早く進みます。
費用に何が含まれているのかを確かめる

ここを押さえないまま金額だけを比べると、あとから「聞いていなかった費用が出てきた」と感じやすくなります。
費用は、本数の差よりも「範囲の差」で開くことが多いためです。
- ・本数の違いが費用にどう反映されるのか
- ・提示されている金額がどこまでの範囲を指すのか
- ・手術料とは別にかかる麻酔や上部構造の費用
- ・医療費控除や分割払いで負担の見通しを立てる
具体的なポイントは次の通りです。
本数の違いが費用にどう反映されるのか
インプラントを支えに使う治療では、埋入する本数が増えると、その本数分の材料と手術にかかる手間が増えます。
そのため、6本で支える計画は4本の計画より費用が上がる方向に動くのが一般的な考え方です。
ただし、増える金額は「1本あたりの単価×2本」とは限りません。
骨造成などの処置を併用するかどうか、上部構造にどの素材を選ぶかによっても総額は変わります。
見積もりを比べるときは、本数の差だけを見て高い安いを判断せず、何の項目が増えているのかを確認してください。
費用の考え方をもう少し広く知りたい方は、「オールオンフォー(All-on-4)の費用の目安とは?高くなりにくい理由・安さで選ぶリスクを解説」も参考になります。
提示されている金額がどこまでの範囲を指すのか
同じ「片顎いくら」という表記でも、含まれる範囲は医院ごとに異なります。
インプラントは自由診療で、保険診療のように全国一律の点数が決まっていないためです。
名駅歯科クリニック・矯正歯科の料金ページでは、オールオン4が片顎1,750,000円(税別)、インプラント1本が290,000円(税別)と公開されています。
この金額は手術料のみで、別途、麻酔や上部構造などの諸費用がかかる旨があわせて明記されています。
つまり、表示されている数字は総額ではありません。
他院の見積もりと比べるときも、「この金額に何が入っていて、何が入っていないのか」をそろえてから並べることが大切です。
手術料とは別にかかる麻酔や上部構造の費用
一般的に、別途かかりやすい項目としては、麻酔、上部構造と呼ばれる人工歯、精密検査、仮歯、治療後のメンテナンスなどがあります。
骨造成を併用する場合は、その処置の費用も加わります。
保証の条件も、費用と同じくらい確認しておきたい項目です。
名駅歯科クリニック・矯正歯科では、インプラント本体に10年間の保証(ハイブリッドセラミックスを使用する場合は5年間)を設けており、最低半年に1度の定期検診を受けていることが条件になります。
上部構造の保証は本体とは別の規定で、使用した期間に応じて負担の割合が変わる仕組みです。
「何年保証か」だけでなく、「どこまでが対象か」「どんな条件が必要か」の3点をそろえて聞いておくと、あとで食い違いが起きにくくなります。
医療費控除や分割払いで負担の見通しを立てる
自由診療であっても、支払った治療費は医療費控除の対象になる場合があります。
国税庁の「No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例」では、金やポーセレンのように一般的に使用されている材料を使った治療の対価は医療費控除の対象になると示されています。
【出典】国税庁「No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例」
同じページでは、歯科ローン(デンタルローン)を利用した場合、信販会社が立替払をした金額はその立替払をした年の医療費控除の対象になる一方、金利および手数料相当分は対象にならないことも説明されています。
控除の可否や金額は個々の状況によって変わるため、詳しくは国税庁の案内や所轄の税務署でご確認ください。
支払い方法についても、名駅歯科クリニック・矯正歯科ではデンタルローンやクレジットカードでのお支払いに対応しています。
月々の負担を含めた見通しを立ててから、治療の内容を選んでいくと判断しやすくなります。
治療費の総額は、本数よりも「どこまで含んだ金額か」で大きく変わります。
名駅歯科クリニック・矯正歯科の公式サイトのトップページでは、相談とCT撮影、治療計画のご説明までを無料と案内しています。
金額の根拠を一つずつ確認してから決めたい方は、ご自身の骨の状態を画像で見ながら、必要な本数と費用の内訳をご確認ください。
顎の骨が大きく痩せている場合に検討される選択肢

ご相談の中には、「他院で骨が足りないと言われ、オールオン4もオールオン6も難しいと説明された」という方もいらっしゃいます。
骨が痩せている場合、本数を増やすだけでは解決しないため、別の考え方が必要になります。
- ・骨造成を併用する場合に確認される条件
- ・頬骨を利用するザイゴマインプラントが検討される条件
- ・本数を増やすだけでは対応が難しいと判断されるケース
理由別に整理していきます。
骨造成を併用する場合に確認される条件
支えとなる骨が不足している場合に検討されるのが、骨を増やす骨造成という処置です。
名駅歯科クリニック・矯正歯科の骨が薄い方のインプラント治療のページでは、上顎洞の側面から粘膜を持ち上げてスペースをつくるサイナスリフト、埋入用の穴から内側から押し上げるソケットリフト、人工の膜で覆って骨の再生を促すGBRという3つの術式を、骨の状態に応じて使い分けていると案内されています。
どの術式を選べるかは、残っている骨の状態や失った歯の範囲によって異なります。
適応の可否は、CTなどの精密検査を受けたうえでの診断が必要です。
骨造成を行う場合は、骨ができるまでに待機の期間が生じることがあります。
その分、治療期間と費用の見通しも変わってくるため、計画の段階で確認しておきましょう。
頬骨を利用するザイゴマインプラントが検討される条件
上顎の骨が大きく痩せていて、骨造成を行っても支えを確保しにくい場合に検討されるのが、ザイゴマインプラントです。
顎の骨ではなく頬骨に固定する方法で、名駅歯科クリニック・矯正歯科のザイゴマインプラントのページでは、顎の骨が大きく痩せている方でも骨造成を行わずに固定式の歯を入れられる可能性がある方法として紹介されています。
費用は175万円〜で、別途、麻酔や上部構造の費用がかかります。
治療期間の目安は3〜6ヶ月とされ、条件が整えば手術当日に仮歯を装着できる場合もあります。
ただし、どなたにでも適応できる方法ではありません。
骨の状態や全身の条件によって判断が分かれるため、画像診断を受けたうえで説明を聞くことが前提になります。
本数を増やすだけでは対応が難しいと判断されるケース
「本数を増やせば支えられるのではないか」と考えたくなりますが、埋入する場所に骨がなければ本数は増やせません。
骨の吸収が進んでいる部分に無理に入れても、支えとしての役割を果たしにくくなります。
このような場合は、骨造成を組み合わせる、頬骨を利用する、あるいは固定式以外の方法も含めて検討するなど、本数とは別の軸で計画を立て直すことになります。
他院で断られた理由が「自分の骨の状態」なのか「その医院で対応できる処置の範囲」なのかによっても、選べる方法は変わります。
断られた経験がある方は、「インプラントができないと言われた!考えられる理由と対処法」もあわせてご覧ください。
名駅歯科クリニック・矯正歯科では、骨量が不足している方や他院の治療で不具合が生じている方のご相談も受け付けています。
「骨が足りない」と言われた段階で検討をやめてしまうと、選べたかもしれない方法まで見えなくなってしまいます。
断られた理由を具体的に確認し、その理由に対応できる医院で画像を見ながら説明を受けると、判断の材料が増えます。
名駅歯科クリニック・矯正歯科では、インプラントの相談とセカンドオピニオンを無料で受け付けています。
名古屋で相談先を選ぶときに確認しておきたいこと

相談先を選ぶ基準がはっきりすると、1回の相談で持ち帰れる情報の量が変わります。
医院の規模や知名度ではなく、自分の状態に対応できるかどうかで見比べるのが基本です。
- ・歯科用CTによる診断と治療計画の説明があるか
- ・費用の内訳と保証の条件が示されるか
- ・顎の骨が少ない場合の対応方針を聞けるか
- ・他院で示された治療計画についてセカンドオピニオンを受けられるか
まずは診断の進め方から見ていきます。
歯科用CTによる診断と治療計画の説明があるか
最初に確かめたいのは、何本にするかの根拠を画像で示してもらえるかどうかです。
歯科用CTで撮影したデータをもとに、どこに、どの角度で、なぜその本数を入れるのかを説明してもらえると、提案の意味を理解したうえで判断できます。
説明を聞くときは、シミュレーションの画面や模型を一緒に見せてもらうと、専門用語が分からなくても状況をつかみやすくなります。
名駅歯科クリニック・矯正歯科では、相談とCT撮影、治療計画のご説明までを無料で行っていると案内しています。
検査の内容が分からないまま本数の話だけが進む場合は、その場で判断せず、根拠を聞き直してから持ち帰って考えてください。
費用の内訳と保証の条件が示されるか
費用の案内が整理されている医院は、治療の説明も整理されている傾向があります。
確認したいのは、手術料と別途費用が分けて示されているか、そして保証の対象と条件が書面で確認できるかどうかです。
保証は年数だけを見ても判断できません。
名駅歯科クリニック・矯正歯科のようにインプラント本体を10年間保証する規定がある場合も、最低半年に1度の定期検診という条件が伴います。
治療後のメンテナンスにいくらかかるのか、どのくらいの頻度で通うのかも、あわせて聞いておくと総額の見通しが立てやすくなります。
顎の骨が少ない場合の対応方針を聞けるか
骨が痩せている場合にどう対応するのかは、医院によって提案できる範囲に差があります。
骨造成を扱っているか、頬骨を利用する方法まで説明できるか、対応できない場合にどう案内されるのかを聞いておくと、選択肢の広さが見えてきます。
名駅歯科クリニック・矯正歯科では、骨造成に加えて、骨造成を行わない術式としてオールオン4やザイゴマインプラントにも対応しています。
また、重度の歯周病や喫煙習慣、持病がある方についても、状態が安定して管理されていれば治療を検討できる場合があると案内しています。
「できません」で終わるのか、「この条件なら検討できます」まで示されるのかは、相談先を見比べるときの分かりやすい違いになります。
他院で示された治療計画についてセカンドオピニオンを受けられるか
すでに他院で本数や費用の提案を受けている方は、セカンドオピニオンという形で意見を聞く方法があります。
別の歯科医師の見立てを聞くことは、主治医を否定する行為ではなく、提示された計画を納得して選ぶための手続きです。
名駅歯科クリニック・矯正歯科では、インプラントのセカンドオピニオンに対応しており、他院で高額な治療費を提示された方や、骨の不足を理由に治療を断られた方のご相談も受け付けています。
インプラント以外の方法で歯を残せないかという視点での検討も含めて、複数の選択肢をご説明しています。
相談の際は、他院の治療計画書や見積書、撮影した画像データがあると、より具体的な話ができます。
そろえられるものだけでも持参してみてください。
オールオン4とオールオン6でよくある質問

最後に、ご相談の際に多くいただく疑問をまとめました。
同じ点で迷っている方が多い質問を選んでいます。
- ・Q. オールオン6の寿命はどのくらいですか?
- ・Q. オールオン6の上下はいくらくらいしますか?
- ・Q. オールオン4は上下同時に治療できますか?
- ・Q. オールオン4とオールオン6は保険適用になりますか?
- ・Q. 歯が残っている場合でもオールオン4やオールオン6はできますか?
順に回答していきます。
Q. オールオン6の寿命はどのくらいですか?
何年もつかを事前に言い切ることはできません。
骨の状態、噛み合わせ、手入れの続き方によって経過が変わるためです。
複数の研究をまとめた検討でも、4本で支える方法と6本で支える方法の経過は全体として近い傾向が示されており、本数の多さが年数の長さに直結するとは示されていません。
長く使ううえで影響が大きいのは、定期的なメンテナンスを続けられるかどうかです。
汚れが残るとインプラント周囲炎という歯ぐきと骨の炎症が起こることがあり、放置すると支えが失われる原因になります。
名駅歯科クリニック・矯正歯科でも、インプラント本体の保証を受けるには最低半年に1度の定期検診が条件となっています。
治療のあとに何をどのくらいの頻度で行うのかまで含めて、相談の段階で確認しておきましょう。
Q. オールオン6の上下はいくらくらいしますか?
上下を治療する場合の費用は、片顎あたりの金額を土台に、本数や追加する処置によって変わると考えてください。
支える本数が増えれば、そのぶん材料と手術にかかる費用が加わります。
名駅歯科クリニック・矯正歯科では、料金の一覧でオールオン4の片顎の金額を公開していますが、これは手術料のみの金額です。
6本で支える治療については料金表に個別の記載がないため、診断後のお見積もりでご確認いただく形になります。
見積もりを受け取ったら、片顎か上下かの区別、手術料以外に何が含まれるか、骨造成が必要になった場合にいくら増えるか、上部構造の素材で金額がどう変わるかの4点を確認してください。
金額の大小より、範囲をそろえて比べることが判断の近道になります。
Q. オールオン4は上下同時に治療できますか?
上下ともに歯を失っている場合、両方を治療の対象として計画することはあります。
ただし、同時に進められるかどうかは、骨の状態、全身の状態、手術当日の負担をどこまで抑えられるかによって判断が分かれます。
上顎と下顎では骨の硬さや上顎洞の位置などの条件が異なるため、同じ本数や同じ進め方になるとは限りません。
費用も片顎ごとの設定が基本になるため、上下で行う場合は総額の考え方が変わります。
時期を分けたほうがよいのか、同じ時期に進められるのかは、CTによる診断と全身状態の確認をふまえて相談してください。
Q. オールオン4とオールオン6は保険適用になりますか?
インプラントを用いた治療は、原則として公的医療保険の対象外となり、自由診療として扱われます。
そのため費用の設定は医院ごとに異なり、全国一律の金額にはなりません。
一方で、支払った治療費は医療費控除の対象になる場合があります。
国税庁の案内では、一般的に使用されている材料を使った歯の治療の対価は医療費控除の対象になると示されており、デンタルローンで支払った場合も立替払をした金額は対象になるとされています。
【出典】国税庁「No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例」
控除の可否や金額はご家庭の状況によって変わるため、詳しくは国税庁の案内や所轄の税務署でご確認ください。
Q. 歯が残っている場合でもオールオン4やオールオン6はできますか?
歯が残っている場合でも検討の対象になりますが、残っている歯の状態によっては抜歯が前提になることがあります。
歯周病が進んで支えが失われている歯や、割れてしまった歯は、残しても周囲に影響が及ぶことがあるためです。
一方で、治療できる見込みのある歯は、残す方法を先に検討するのが原則です。
名駅歯科クリニック・矯正歯科のセカンドオピニオンでも、インプラント以外の保存的な治療を含めて選択肢をご説明しています。
「全部抜きましょう」という説明に迷いがある方は、抜く必要がある歯とそうでない歯を分けて説明してもらい、その根拠を画像で確認してみてください。
名古屋でオールオン4とオールオン6を検討するときのまとめ

名古屋でオールオン4とオールオン6を比べるときは、本数の数字ではなく、その本数になった根拠と、金額が指している範囲をそろえて見ることが判断の近道です。
オールオン4は片顎あたり最小4本で全体を支える治療コンセプト、6本で支える治療はそれとは設計の異なる全顎固定式の治療で、名前の数字だけが違う同じ治療ではありません。
どちらを選ぶかは、顎の骨の量と質や噛み合わせを歯科用CTで確認し、持病や服薬などの全身の状態もあわせて確認したうえで決まります。
費用については、表示されている金額が手術料のみなのか、麻酔や上部構造まで含むのかで総額が大きく動きます。
保証も年数だけでなく、対象の範囲と定期検診などの条件までそろえて確認しておきましょう。
相談前に、次の3つに答えられるか確かめてみてください。
- ・提案された本数の根拠を、画像をもとに説明してもらったか
- ・見積もりの金額がどこからどこまでを指しているか把握しているか
- ・骨が足りないと言われた場合の対応方針まで聞けているか
1つでも「分からない」があれば、それがそのまま相談で聞くべき質問になります。
名駅歯科クリニック・矯正歯科は、JR名古屋駅から徒歩2分の場所にあります。
歯科用CTやシミュレーションソフト、インプラント専用オペ室を備え、コンピューターガイド手術にも対応しています。
公式サイトでは相談とCT撮影、治療計画のご説明を無料と案内しており、難症例のご案内ページではインプラントの相談とセカンドオピニオンも無料で受け付けていると記載されています。
インプラント本体には10年間の保証(ハイブリッドセラミックスを使用する場合は5年間)があり、最低半年に1度の定期検診が条件となります。
上部の歯は本体とは別の規定で、使用期間に応じて負担の割合が変わります。
手術への不安が強い方には、日本歯科麻酔学会の認定医が全身状態を管理しながら行う静脈内鎮静法もご用意しています。
「4本と6本のどちらが自分に合うのか決められない」「見積もりの金額に何が含まれているのか分からない」「骨が足りないと言われて相談先に迷っている」。
こうしたお悩みは、名古屋市内にお住まいの方だけでなく、名古屋駅を利用して通える範囲の方からも幅広くお寄せいただいています。
医療法人スマイルは、愛知県と岐阜県で複数の歯科医院を運営しています。
グループ全体の取り組みは医療法人スマイル公式サイトをご覧ください。
【この記事で紹介した自由診療について】
| 治療名 | 治療内容 | 標準的な費用 | 治療期間・回数 | 主なリスク・副作用 |
|---|---|---|---|---|
| オールオン4(片顎) | 最小4本のインプラントを埋入し、片顎全体の歯を固定式の人工歯で支える治療 | 1,750,000円(税別)。手術料のみの金額で、別途、麻酔や上部構造などの諸費用がかかります | 目安3〜6ヶ月。診査診断から手術、仮歯、最終的な人工歯の装着まで複数回の通院が必要です | 外科手術に伴う腫れ・痛み・出血・感染、インプラント周囲炎、骨と結合しない場合の再治療、骨や全身の状態により適応とならない場合があります |
| 6本で支える全顎固定式治療(オールオン6) | 片顎あたり6本のインプラントを埋入し、全体の歯を固定式の人工歯で支える治療 | 無料の相談(相談とCT撮影、治療計画のご説明)のなかで、お見積もりとしてご案内します | オールオン4の目安(3〜6ヶ月)を基準に、骨の状態や追加の処置の有無によって変わります | 外科手術に伴う腫れ・痛み・出血・感染、インプラント周囲炎、骨と結合しない場合の再治療、埋入本数が増えることで手術の範囲が広がる場合があります |
| 骨造成(サイナスリフト・ソケットリフト・GBR) | 不足した顎の骨に骨補填材や自家骨、人工膜を用いて、インプラントを支える骨の量を補う処置 | 無料の相談(相談とCT撮影、治療計画のご説明)のなかで、お見積もりとしてご案内します | GBRでは骨の再生におよそ半年〜10ヶ月程度かかると案内されています。術式に応じて、骨の治癒を待つ期間が加わります | 腫れ・痛み・出血・感染、骨が十分に再生しない場合がある、治癒期間中は最終的な人工歯が入らない場合があります |
| ザイゴマインプラント | 顎の骨ではなく頬骨にインプラントを固定し、骨造成を行わずに固定式の歯を入れる治療 | 175万円〜。別途、麻酔や上部構造の費用がかかります | 目安3〜6ヶ月。条件が整えば手術当日に仮歯を装着できる場合があります | 外科手術に伴う腫れ・痛み・出血・感染、上顎洞や周囲組織へのトラブル、骨や全身の状態により適応とならない場合があります |
| 静脈内鎮静法 | 点滴で鎮静剤を投与し、うとうとと眠っているような状態で手術を受ける方法 | 無料の相談(相談とCT撮影、治療計画のご説明)のなかで、お見積もりとしてご案内します | 手術時に併用します。当日は体調が戻るまで安静が必要です | 血圧や呼吸の変動、術後のふらつきや眠気、全身の状態により適応とならない場合があります。鎮静を行った当日は車の運転を控える必要があるため、来院方法を事前にご相談ください |
いずれも公的医療保険が適用されない自由診療です。
6本で支える全顎固定式治療、骨造成、静脈内鎮静法の費用は、適応と範囲によって異なります。
名駅歯科クリニック・矯正歯科では、相談とCT撮影、治療計画のご説明までを無料と案内しており、そのなかでお見積もりをご確認いただけます。
本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断や治療方針を示すものではありません。
実際の適応や費用は口腔内の状態によって異なります。
判断の前に歯科医師の診察を受けたうえでご相談ください。
本数と費用の疑問は、ご自身の骨の画像を見ながら説明を受けると、一度で整理できることが多くあります。
名駅歯科クリニック・矯正歯科では、相談とCT撮影、治療計画のご説明までを無料と案内しています。
治療を決める前の確認だけでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
なお、受診の前に自分で情報を整理しておきたい方向けに、3分でわかる治療適性チェックと、失敗しない医院選びのチェックリスト7項目をご用意しています。
以下からご活用ください。
【この記事の監修者】
医療法人スマイル 理事長 尾崎 隆(歯科医師)
1989年歯科医師国家資格取得。
1999年スマイル矯正歯科(現・スマイル歯科クリニック・矯正歯科)開設。
2013年名駅歯科クリニック・矯正歯科、2018年岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科、アルティメイト栄歯科・矯正歯科を開設。
2020年医療法人スマイル設立、理事長就任。
資格・研修歴:USA OBI LEVEL4/MALO CLINIC Educationコース修了(All-on-4・インプラント)/マウスピース矯正・インビザライン認定医
最終更新日:2026年9月







