名駅歯科クリニック矯正歯科BLOG

2022.05.30更新

小児矯正の良いところを知ろう

 

成人になってから矯正の時間を取らなくて済む
幼い頃から矯正を早期に始めれば、成人になってから矯正に時間を作ることがありません。
成人になってからの矯正は、幼い頃の矯正に比べて歯が大きく動きにくく時間を必要とします。

幼い頃の矯正は、乳歯から永久歯に変化するタイミングで矯正する場合があり、歯茎が基本的に柔らかいため歯を移動しやすく、円滑に矯正を行うことが出来ます。

 

子供の画像

 

虫歯確認の機会が増える
小児歯科に定期的に行くことで、虫歯のチェックやブラッシングを併せてすることが可能です。
出っ歯や噛み合わせの矯正とは別に、幼い子供の歯の健康の維持には、定期的な検診が必須です。

虫歯を早期発見することで治療負担が少なく、一生涯使える綺麗な歯を維持するための土台を形成することができます。
また、子どものうちに歯科医院に触れる機会ができれば、歯科医院に対しての恐怖心が生まれないことに繋がります。

 

多くの歯を維持することが出来る
幼少期のうちに矯正をすることで、歯を抜かずに問題を解決出来ることが多々あります。
元々前歯が前に突出している場合は、上のアゴのサイズが大きい場合と、下のアゴのサイズが小さい場合があります。

もし、下のアゴのサイズが小さければ、プレート矯正で顎を拡張し、歯並びを正しくすることが出来ます。
プレート矯正では歯を抜かないので、子どもの身体的な負荷を抑えることができます。
プレート矯正は、乳歯の期間の子どもに有効な手法です。

上のアゴのサイズが大きい時は、ブラケット矯正やマウスピース矯正、リンガルブラケット矯正などの複数の治療法の中から、子どもの口内環境によって選択します。
前歯を揃えるスペースが不足している時は、歯を抜くことを考える必要もあります。

 

悪習慣を改善してアゴを発達させよう

 

例えば、出っ歯の一つの要因に、遺伝が関係しています。

一方で、子どもが成長していく過程で、後天的な要素によって出っ歯になるケースもあります。

3歳くらいまでの指しゃぶりは基本的に気にする必要はありませんが、5歳を経過しても指しゃぶりを継続すると、出っ歯に繋がる可能性があります。
そして、幼少の頃に口呼吸をする癖を持っていると、上顎の成長に悪影響を及ぼし、前歯が突出することになるケースがあります。

良くない習慣を改善、早期に矯正治療を受診すれば、正常なアゴの発育を促進することができます。

  

小児矯正の注意点について知ろう

 

①矯正期間が長期化するケース
小児矯正は、アゴの成長が完了する中学3年生くらいまで、経過観察を推奨する時があります。
その為、子どもの出っ歯を改善する為に歯科医院に行っても、すぐに治療がスタートしない場合があるのです。

子どものアゴや歯は成長途中のため、経過観察しっかりすることで、よりお子さまに適した治療法が発見できる場合があります。

 

②子供の生活習慣に影響がある

矯正装置を取り付けてからは、口内に違和感を感じるのが通常です。
寝る前に取り付ける矯正装置は、慣れるまでは寝ているうちに器具が外れてしまう時があります。

 

③本人の努力が矯正を左右する場合も
矯正治療は器具によって歯を移動させるため、痛みを生じやすい時があります。
痛いという理由から、途中で治療を止めてしまうと、矯正を始める以前よりも歯並びが悪化する時もあります。

大人の場合は、痛みを感じても理想の歯並びに近づいていると納得できますが、子どもは頭でわかっていても感情がついていかないケースがあります。
矯正を始める前に子どもとよく相談をして、理解をしてもらうことが重要です。

お子さまの矯正する高い気持ちを継続するためにも、親御さんとのコミニュケーションは大変重要です。

 

④虫歯のリスクが発生する場合も
矯正の手法によっては、構造が複雑な装置を口内に取り付けます。
矯正器具が口内にあることでブラッシングが綺麗に出来ない場合が発生します。
その習慣が身についてしまうと、隅々まで食べ残しが取り除けない為、虫歯が発生しやすくなります。

 

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科

2022.05.20更新

整っている噛み合わせを目指そう

 

笑っている男性

 

①日頃の癖を減らそう
舌の位置が悪かったり、爪を噛む、頬づえをつくなどの悪習慣があれば、それが歯並びの悪化に直結します。日常の悪い習慣は、少しずつ改善できるように意識しましょう。その積み重ねが、整っている歯並びに繋がります。

 

②咀嚼する時に意識しよう
食べ物を噛むときや、重い荷物を持つときは、左右のバランスを整えるようにしましょう。歯を片方ばかりで噛み続けたり、片方ばかりで荷物を持ったりすると、それが身体のバランスの歪みに関係します。偏った負担がアゴの骨、関節に悪影響を与えるので、左と右の差に気をつけて生活を送りましょう。

 

③肩の位置を気にしよう
直立した時に、左右の肩の高さが床と平行になっているか確認しましょう。片方に傾いている場合は、噛み合わせに悪い影響が出ている可能性があります。

 

④肩甲骨や骨盤は歪んでいませんか
肩甲骨が片方にズレていたり、骨盤が片方に偏っていたりしないかを確認してみましょう。自分で確認することは困難ですので、誰かにチェックもらいましょう。
直立した時に身体を後ろから確認してもらったときに、左と右どちらかに偏っているなどの症状があれば、噛み合わせにも悪影響が出るかもしれません。

 

⑤口元の筋肉をほぐそう

筋肉が日頃から緊張している箇所は、ストレッチやマッサージでほぐしましょう。筋肉のバランスが偏らない様に気をつけながら、耳の下などのアゴ周辺、そしてそこから繋がっている肩や上背を柔らかくします。

 

⑥噛み合わせの矯正を検討しよう
噛み合わせの悪影響を身体全体に広めないためには、噛み合わせを正しくすることが重要です。歯並びは自分一人で改善できるものではありませんので、現状噛み合わせや歯並びが悪化している場合は、歯科医院による歯列矯正などで噛み合わせを整えていきましょう。 

 

噛み合わせが悪化する要因を知ろう

 

①日頃の食事を整えよう
柔らかい料理ばかり食べていると、アゴの骨格が徐々に弱くなってしまい、噛み合わせが悪化してしまいます。以前はお煎餅や豆、魚の骨など、噛む際に力が必要な食べ物を沢山食べていた日本の食文化でしたが、食事の内容が欧米に近づき、柔らかい食べ物が大変増えました。
幼い頃からの食生活であまりに固くないものばかり食事していると、口元の骨格や筋肉に刺激が入らずに、噛み合わせが悪化します。

 

②日頃の姿勢が悪い場合
姿勢が良くないままで生活を送ると、それが身体の歪みに直結します。アゴの骨格や筋肉にも悪影響を及ぼして、噛み合わせが不正になることが予想されます。

 

③同じ動座を繰り返しているとき
同じルーティンの機械的な作業をする場合など、繰り返し同様の動きを続けていると身体のバランスが悪くなります。左と右のどちらかの身体の1箇所のみを使い続けたり、筋肉に負担が加わったりすれば、それが要因で噛み合わせに悪影響を与える場合があります。

 

④歯がない状態が続いている
歯が何かしらの要因で抜けてしまったのを放置していると、歯並びが悪化したり、上下のアゴの噛み合わせのバランスが悪くなります。
上と下の歯がしっかりと噛みあうことで噛み合わせは保たれますが、下の歯が抜けた場合には、上の歯に対応する歯を失うことになり、周囲の歯への力の加わり方が変わってしまいます。

自分では大きな問題だと感じていなくても、後から大きな影響が発生することがあるので気をつけましょう。

 

⑤先天的による要因
例えば、遺伝によって噛み合わせが悪化しやすい方がいらっしゃいます。アゴの関節の状態や歯並びが不正の場合、その状況には個人差もございます。そして、アゴが突出しているなどの特徴が遺伝するケースもあり、生まれながらに噛み合わせが悪化しやすい傾向の方も沢山いらっしゃいます。

 

⑥虫歯による噛み合わせの悪化
虫歯菌は酸を発生させ歯を溶解させます。虫歯があるのをそのままに放置していると、歯が酸によって溶解してしまい、歯の原型が維持できないことにつながります。歯の形が変わってしまえば、それが噛み合わせにも悪影響を与えると言えます。

 

⑦歯周病が要因の場合
歯周病が発症すると、歯の根元が安定しなくなりぐらついてしまいます。それが要因で、噛み合わせや歯並びが変形することがあります。歯の根元が下がるのは、歯周病の症状の他に、老化現象のひとつと言えます。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科

2022.05.10更新

まずは上下顎前突について知ろう

上下顎前突とは、口元が前方に突出している状態を言います。
上下顎前突の状態が出っ歯に類似していることから、出っ歯の原因として診断されるケースもあります。
前歯が前方に出ているかを判断するには、横顔を撮影すると確認しやすいです。

 

顔に手を押さえている画像

 

上下顎前突の注意点を把握しよう

 

コンプレックスに繋がる場合も
上下顎前突を改善しないまま放置する注意点として、外見の悩みも発生します。
口元が前方に出ていることは見た目の印象に大きく影響しており、コンプレックスを抱えてメンタルにダメージを負う方もいます。

また、上下顎前突により口がしっかりと閉じないことは虫歯や歯周病の原因になるので、それらの治療した際の跡がコンプレックスに感じることもあるでしょう。

 

口の乾きがドライマウスになることも
口が前方に出ていることは唇が閉じにくい原因になります。それが原因で口内の唾液が乾燥しやすくなります。唾液が乾燥する状態が継続すると、ドライマウスの症状が現れます。
また、口呼吸の人は口内が乾燥しやすく、口臭の要因になる細菌が唾液によって除去できなくなります。また、口が開いたままの状態はウイルスや細菌が口内に入りやすいので、感染症に繋がります。上下顎前突の方も同様の悩みを持つ傾向にあります。

 

虫歯の可能性が高まります
口内が開きがちになれば口の中に唾液が溜まりにくくなり、虫歯のリスクが上昇すると考えられます。
日常の中で、唾液は虫歯菌の出す酸を中和して、虫歯を予防する機能があります。
ただし、唾液が減ってしまうと酸はスムーズに中和されません。それが続くと酸は歯を溶かし、虫歯を発生させます。

虫歯治療を何度も繰り返しても、上下顎前突を完治しなければ口内が乾燥しやすく、虫歯や歯周病のリスクが発生します。

上下顎前突をそのまま放置すると、以上のリスクが解決しないままになります。

 

上下顎前突はどのように治療するの?

 

①ワイヤーブラケットによる治療

ワイヤーブラケットなどの歯列矯正器具を使用して、歯列矯正を行う手法もあります。
ブラケットとは歯に取り付けワイヤーを通す器具を指し、ブラケットとワイヤーで歯並びを整えることが通常の治療内容です。

この治療は、前歯を引っ込めることが可能な空間がアゴにないと、施術することができません。

歯が引っ込むだけの空間がなければ、どれだけワイヤーをしようして内側に引っ張っても、口元の突出は改善しません。
ワイヤーブラケットの歯列矯正は、歯が移動する空間を確保するために歯を抜くことは少なくありません。

そして、矯正自体は成長過程のお子さまなのか、成人なのかによっても手法が異なります。

 

②インプラント矯正による治療
親知らずだけ抜いてアゴに空間を作り歯列矯正する手法や、ねじ状のインプラントアンカーを歯茎に埋入し、そこを支点として前歯を引き寄せて移動させるインプラント矯正を使用するケースもあります。

 

③マウスピースによる治療
マウスピース矯正が可能かどうかは、歯並びの具合といった歯列の状況に左右されるので、まずは歯科医院に相談しましょう。
自分に適した歯列矯正を探して、納得のいく手法で治療を実施しましょう。

 

④ヘッドギアによる治療
歯の状態によっては、取り外しが出来るヘッドギアを使う場合があります。
ヘッドギアとはフェイスボーを歯に取り付け、ヘッドキャップを装着することによって引き寄せる治療です。

 

⑤抜歯によって歯列を整える
口元を内側に引き寄せる必要があるため、通常は前歯の奥にある小臼歯を抜いて歯列に空間を作ります。
そして、矯正治療によって前歯を後方へ動かします。

歯を抜くのではなく歯間をわずかに削り、空間を生み、歯を動かすことで対処することもあります。
症状によってはアゴの骨の一部を取り除き、削った分の空間だけ歯を後ろに動かす外科的手術が必要なケースもあります。

投稿者: 名駅歯科クリニック・矯正歯科

名駅歯科クリニック・矯正歯科

愛知県名古屋市中村区名駅3-13-31 名駅モリシタビル8F 詳しいアクセスはこちら

  • 初診無料カウンセリング実施中!お気軽にお問い合わせください TEL:0120-028-316 受付時間9:00~19:00 休診日 土・日・祝日 無料相談カウンセリング お申込みはこちら
  • お気軽にお問い合わせください

    無料相談カウンセリング
24時間WEB予約